本当に怖くない?!黒い画面入門🔰(その2)
前回に引き続き、黒い画面が本当に怖くないのか、検証していきたいと思います😆 asya81.hatenablog.com
三つ目のプログラム echo
echoというプログラムを実行してみます。
$ /bin/echo
echoだけだと、何も表示されません。
$ /bin/echo hello
/bin/echoの後にスペースを一個入れて、その後に適当な文字を入力すると、
その文字が画面に表示されます。
このようにプログラムの後ろにスペースを空けて渡す文字のことを、引数(ひきすう)と言います。
上の例では、「hello」や「bye」が引数ということですね。
echo(エコー)は反響ややまびこという意味で、
引数として与えた文字をそのまま画面に表示するプログラムとのことです。
渡した文字を表示するだけのプログラムにも、使い道があるようです?👀
便利な仕組みPATHについて
でました、PATH〜。
何となく「聞いたことはあるけどよく分かってないもの」への苦手意識があり、学習が中々進みませんでした😅
PATHは“黒い画面”に設定されている項目の一つで、ここにディレクトリ名を設定しておくと、 そこの中にあるプログラムはディレクトリ名を省略してファイル名だけで実行できるようになります。
な、なるほど?
つまり、これまで入力していたディレクトリ名(/bin)も、
PATHに設定することで省略することができる、と。
現在、PATHに設定されている内容は、echoで確認できます。
$ echo $PATH
”:”(コロン)で区切られた一つ一つが全てPATHに設定されたディレクトリです。
(うーん、なんか知らぬ間に色々と設定されてたっぽい。。。)
/binも既に設定されているので、省略して入力できるようです。
早速、PATHに設定済の/binを省略して、/bin/lsプログラムを実行してみます。
$ ls
ちなみに、$から始まる文字は変数(へんすう)と呼び、
黒い画面であらかじめ設定された$PATHのような変数を環境変数と呼ぶそうです。
$PATH以外にもユーザー名が入ってる$USER、
そのユーザーのホームディレクトリが入っている$HOMEなど、
色々な変数が“黒い画面”では使われています。
echoを使うと、その設定内容を確認することができます。
こういう時にechoを使うんですね〜💡
本当は怖くない!(と言えなくもない)黒い画面
引数や変数、環境変数、PATHなど難しそうな言葉が出てきましたが、
やっていること自体はやはりシンプルな内容でした。
また、これまでは見えていなかったファイルや設定が黒い画面を使うことで見えるようになりました。
まだ3つのコマンドを実施しただけではありますが、
色々とコマンドを入力してみることで、黒い画面への恐怖心は若干薄れてきたようです😌
引き続き、コマンドを学んでいくことで、黒い画面に慣れていきたいです!