
はじめに
この記事は、RubyKaigi 2026 の思い出(①函館到着・Day 0) - asya81のブログ の続きです。
今回は、セッション以外の現地での体験(会場・お弁当・ノベルティ・スポンサーブース・本屋さんなど)について、書きます。
会場

今年は函館サーモン・まるなまアリーナ(函館アリーナ)と函館サーモン・まるなまホール(函館市民会館)の2会場を使ってのRubyKaigiでした。
移動距離が大変なことになるだろうなと思っていましたが、意外と何とかなりました。ただ、テンションが上がっていて大丈夫だっただけで、体力的には結構疲れてたんだなと後になって気づきました。
ウェルカム Box
函館といえば、Ruby::Box、箱、ということで、ウェルカム Boxと呼んでいいでしょう。


お弁当・キッチンカー


会場付近にはランチできる場所がほとんどないということで、ローカルフードのお弁当や様々なキッチンカーが用意されており、毎日どれを食べるか迷うほどでした。「最初はお弁当あるの気づかなかった」という声もちらほら聞きましたが、会場が広いゆえの難しさだなと感じました。
お弁当は、メインアリーナ奥で配布されており、RubyKaigiチーム提供のお弁当とANDPADさん提供のお弁当がありました。気づいた時にはすごい行列で、待機列から移動する時には手を挙げながら移動していました。最初は手を挙げる意味がよく分かってなかったですが、コミケ文化から来たもののようで、安全に移動するための配慮だと教えてもらいました。手を上げたまま移動していると、移動先で謎のハイタッチが発生しており、それもまた面白かったです。 たくさん種類があって悩んでしまいましたが、Day1 はANDPADさん提供のラッキーピエロ、Day2はgotoken(五島軒)の豪華なお弁当をいただきました。
キッチンカーはアリーナとホールの間の屋外に5種類くらい?並んでおり、こちらも長蛇の列で大盛況でした。
写真を撮り忘れてしまったのですが、Day3にあうん丼(みそ豚丼)+ぜんざい+コーヒー をいただきました。特に、キッチンカーは温かいままいただけるのが嬉しかったです。
「RubyKaigiならでは」な出来事
Day3のキッチンカーでは、ちょうどakrさんの後ろに並ぶ形になり、"And the World" で話題に上がっていた popcountについてご質問したりしていました。こういう何が起こるか分からない、嬉しいハプニングがあったりするのがRubyKaigiの醍醐味でもあり、勇気を持ってお話できて良かったです。akrさん、突然話しかけたのにもかかわらず色々教えてくださって、ありがとうございました!皆さんともっと色々お話できるように、Rubyともっと仲良くなりたい…!
おやつ


おやつは毎日違うものがデプロイされていたように思います。
Day1はいかせんべいやROYCEのチョコ、五勝手屋羊羹をいただきました。もらいすぎだったかも、すみません。DAY2はおやつリストに気づいてパシャリ📸 「Red Beanって何だろう、小豆?」と、ワクワク選びながら待つ時間も良かったです。ドライ無花果に羊羹が入ったお菓子とフルーツをいただきました。Day3はおやつに辿り着けなかった記憶。
ノベルティ

今年の公式ノベルティはTシャツだけでなく、フード付きのパーカー、手袋、ポーチなど、デザインもかっこよく日常的に使えそうなものが多くて嬉しかったです。スポンサーさんのノベルティも趣向を凝らしたものが多く、特に疲れを癒してくれそうなもの達がありがたかったです。
タイミーさんのタイミンドロップシールがめっちゃほしかったけれど、大人気ですぐ終了してしまって残念。もしまた機会があればゲットしたい。


今年のノベルティとは直接関係ないですが、RubyKaigi 2025 のノベルティでいただいたご朱印帳を持って行ったのに、RubyKaigi 2026のスタンプを押しそびれてしまったのが大失敗……。ANDPADさんのブースでRuby30周年のスタンプは押せて、良かったです!
スポンサーブース、スタンプラリー


Day2からスタンプラリーが実施されていました。今回はセッションを多めに聴いていたこともあり、スポンサーブースを回り始めるのが遅くなってしまったことが反省点です。スポンサーブースで皆さんのお話を聞くのが楽しくて、1つ1つどうしてもお時間がかかってしまうのもあり、スタンプラリーにゴールした頃にはピンバッチが終了してしまっていました。何たる不覚…。次回は、さらっと一回りした後にじっくりお話する形式を試してみたいです。
それでも、1つ1つスポンサーさんのお話を聞けて面白かったです。昨年より導入店舗数が増えたというお話や、新しいスポンサーさんをお見かけしたり、ブースの数自体も増えており、Ruby界隈の事業の成長を感じることができて、嬉しかったです。
中でも、クックパッドさんとレシピに関する課題感についてお話できたり、マイベストさんでランキング対象の商品をたくさん購入して検証している話をお聞きできた*1のが印象深かったです。
それと、OMTiMさんのブースで、どのRubyメソッドの実装か?を当てるクイズに挑戦し、全問正解できたことも嬉しかったです。
スコアは... 846 😎
— かわかみ (@kota_syan) 2026年4月23日
Thanks for playing👋
✅: Array#map
✅: Array#include?
✅: Kernel#lambda
✅: Kernel#sub
✅: Module#prepend
✅: Integer#times
✅: Ruby::Box.enabled?
✅: Array#flatten
#OPTiM #rubykaigi2026 #RubyMethodGuessr
とはいえ、これは私がRubyの内部実装を理解しているというわけでは当然なく、読んで理解しやすいコードが書けるRubyが凄いのと、Ruby自身もそうなっているからこそだと感じて、改めてRubyってすごいな、と感動しました。
SmartHRさんのたまり場「五稜郭」
(※ 2026/06/08 追記しました)
SmartHRさんがたまり場「五稜郭」という休憩・交流できるスペースをメインアリーナに用意してくれていました。 tech.smarthr.jp
作業や休憩ができる「たまり場」と、交流のきっかけになる5つの郭(コーナー)が用意されていて、イカ釣りゲームやモルック、ステージ、展示、プリントシールなど、思わず足を止めたくなる企画がたくさんありました。セッションの合間にふらっと立ち寄って、自然と人と話せる場になっていて、とても良かったです。たまり場でお弁当を食べながら「このコンピュータ書がすごい!RubyKaigi出張版」が聞けたり、Rubyで奏でられる多様な音楽を聞いたり、イカ釣りゲームを観戦したり、楽しませてもらいました。
Ruby Showcase郭
5つの郭(コーナー)の中でも、Ruby Showcase郭という展示コーナーが一番体験が良かったので触れたいと思います。
Ruby Showcase郭は、Rubyで作られたものを展示し、制作者と参加者が話せるスペースでした。Rubyで作られたもの、ということで、PicoRubyの仲間たちも制作者側として参加していました。久保トークンさんのPicoRubyシンセやLTでも話題になったmakicamelさんのRoad to RubyKaigi、harukasanのHarucom board、yokooさんのZ80上で動くゲーム、risgkさんのPicoRuby演奏デバイス、hachiさんのRC Car、bashさんのPicoRuby楽器、MakiさんのMIDoRI、kishimaさんのFamily mrubyなどなど、Day1〜Day3のランチタイムとおやつタイムに担当分けして展示されていました。
私も全ての展示を見れたわけではないですが、どの展示も面白いものばかりで、皆さんのアイディアや情熱に触れることができて、たくさんの刺激をもらいました。
場所が少し奥まったところにあったので、見つけられた人はラッキー!でした。もっとたくさんの人にこの面白さが届いてほしかったなとも思いました。また次もこういった催しがあったら、今度は私も展示する側で参加してみたいです。
pockeさんがすごい!
Ruby Showcase郭ではたくさんの展示があり、どれも本当に良かったのですが、中でも個人的に特に印象的だったのが pockeさんの展示でした。 pockeさんがどんなことをされているのか気になっていたので、Day1のランチタイムにShowcaseにお邪魔して、pockeさんが作っているものについて教えてもらいました。 展示されていたのは2つで、1つが「Raspberry Pi Pico 単体で動作するRubyのREPL(SpartanREPL)」もう1つが「Raspberry Pi Picoで作ったラジオ」でした。お時間的に、1つ目のREPLだけ解説してもらったんですが、何というか凄すぎて、圧倒されてしまいました。
何が凄いか?っていうと、このSpartanREPLは、なんと入力も出力もモールス符号なのです。
「???」ってなりますよね。私はなったんですが、入力はBOOTSELボタン(本来はリセット用のボタン)を押す長さで打ち分け、出力は実行結果をモールス符号に変換してLEDの点滅で返してくる、という仕組みでした。
例えば、「トンツーツートン(p)」をBOOTSELボタンを押して入力して、長押しで"\n"を送信すると、結果として今度はLEDの光の明滅でn i lが出力として返ってきます。
私の文章力では、ちょっとうまく説明できないので、詳しくはこちらをぜひご覧ください! pocke.hatenablog.com
Showcaseでは実際にpをモールス信号で入力する様子を見せていただきました。この時ほど、モールス符号が分かるようになりたい!と思ったことはありませんでした。
RubyKaigi 2025の ima1zumiさんのキーノートでもモールス符号に触れられており興味を持っていましたが、こうやって活用する方法があるのか!と驚きました。
Mari Imaizumiさん「Ruby Taught Me About Under the Hood」 〜RubyKaigi 2025 1日目キーノート | gihyo.jp
もう1つのRaspberry Pi Picoで作ったラジオについては、お時間がなくその場ではお話できなかったのですが、こちらも「え???」となるような作品でした。 まだちゃんと理解できてないですが、「電波を受信するラジオ」ではなく、Raspberry Pi Pico自身が電波を出す小さなAMラジオ放送局?となるようなものを作られたという理解です。仕組みは、PicoRubyからPIO(ピンを高速かつ正確にON/OFFできる機能)を使って高速な信号をつくり、その周波数をAMラジオ放送の帯域に合わせて揺らすと、普通のAMラジオでその電波を拾って音が聞ける、という話だったと思います。ちょっと理解が怪しいので、この辺りはまた機会があれば実物を見せてもらいつつpockeさんに色々お聞きしてみたいなと思っています。
私は元々PicoRubyには "無限の可能性" があると思っていますが、pockeさんの感性とPicoRubyが出会うことで、本当に凄いものが出てきたな、という気持ちでした。
pockeさんの発想力と、それをしっかりと動くものとして形にしてしまうパワー。そのどちらにも圧倒され、最高にかっこいいな!と思いました。pockeさんは、引き出しがたくさんあって、それを組み合わせて形にする技術力もあるから、もっと面白いものがどんどん出てきそうだなと、この時、直感しました。
*2
@.bookstore
最近の技術カンファレンスでは恒例となってきた、ささださんの本屋さん @.bookstore (あっとどっと書店)。様々な書籍と出会える場として、いつも楽しみにしています!選書された方のお薦めコメントがあるのも嬉しいポイント。
今回はあまり荷物を増やせなかったこともあり、元々狙っていたharukasanの「Harucom board」とyouchanの「CRuby QUEST Rubyのぼうけんのしょ」、伊藤さんの「技術記事を書く技術」を購入しました。
本屋さんで基板を購入できるのは、新しい体験でとても良かったです。Harucom boardは、Day1の午後には完売しており、ここでもPicoRubyなど小さなRubyへの興味の高まりを実感しました。現在ははるかさんのBOOTH で入手することができます。
伊藤さんの本はなんとRubyKaigi限定の先行発売!まだちゃんと読めてないので、これを読んでもっと伝わる記事を書けるようになりたい。 https://x.com/kota_syan/status/2047164396909261181
youchanの「CRuby QUEST Rubyのぼうけんのしょ」は、RubyKaigiをより楽しむための、まさにぼうけんのしょ。これを手に宝物を見つけたい。
https://x.com/youchan/status/2047209497840754752
本屋さんでは、著者の方々のサイン会も実施されており、購入した書籍にサインもいただけました。嬉しい! ちょうど「Matz Essays」も店頭に並んでいて、Volume 1は持っていたけれど 2はまだだったので、購入してMatzにサインをもらいました。やったー!
Matzにサインもらえた!やった〜!
— かわかみ (@kota_syan) 2026年4月22日
#atdotbs #rubykaigi #rubyfriends pic.twitter.com/hZ0yCZiwDX
そして、本屋さんとは直接関係ないのですが、PicoPicoRuby仲間のishigakiさんから「フィヨブーファンブック Vol.1」にサインしてほしいとお声がけいただくという、貴重な体験をさせていただきました。同人誌を作るとサインをするという事件が発生することがあるんですね。驚きです。(大変光栄でした。ありがとうございます。) https://x.com/risgk/status/2046815348352332151
この記事はここまで。次は、印象に残ったセッションについて書きたいです。
















