asya81のブログ

プログラマーになるために勉強中です。失敗も経験。一歩ずつ、めげずにワクワクやっていきます!

はじめてのRubyWorld Conference(2019)

(RubyWorld Conference 2025で、人生初の登壇を経験しました。下書きのままになってしまっていた記事をこれを機に追記して放流します。)

RubyWorld Conference に参加するぞ!

2019年11月7日(木)、8日(金)に開催される「RubyWorld Conference 2019」に参加することを決めました! Rubyを知った時から、いつかは大きなConferenceに参加してみたいなぁと考えていましたが、 やっとその時が来ました。

Rubyについて何も分かっていない自分だけど、まずはその空気を現場で感じてみたくて、 「えいやっ!」と飛び込んでみることにしました。 プログラマービギナーなので、今回は有給休暇をとって。

WorldとConferenceの間だけスペースがあるの、なぜだろう? Rubyの世界規模のカンファレンスではなく、Rubyの世界を知るカンファレンスってことかな。

はじめてのRubyWorld Conference(前夜)

宿泊したホテル近くの「徳平食堂」さんで夕食。 ネットで調べたらおでんがおいしいってあって、お腹も空いてたし寒かったので、そこに決めました。

スーツケースをガラガラさせながら店内に入ると、常連客のおじさま達が、よく来たね〜とフレンドリーに声をかけてくれました。 カウンターに座って、待望のおでんとごはんとウーロン茶を注文。 (絶対日本酒合うな〜と思ったけど、明日に支障が出そうなため我慢。次回は、お酒もいただきたい・・・)

おでんはみそおでんでよく味がしみていておいしかったし(特に牛すじ)、 本日のオススメから追加注文したアジのお刺身もめっちゃ美味しかった。

島根を身近に感じて、いっきに好きになってしまいました。

ホテルも温泉があって、女性は浴衣が選び放題で、自転車もレンタルできて 至れり尽くせりな環境。これは朝食バイキングも期待が持てそう!!!

(ここから、2025/11/8 追記)
・・・と、下書きはここで終わってました。 書き換えたい気持ちをぐっとこらえて、そのまま少し追記して放流します。

2009年にRubyと出会い、2019年に Rubyコミュニティと出会い、その後の6年でどんな変化があったのか?RubyWorld Conference 2025の1日目にお話ししました。

詳しくはどこかでふりかえり記事を書きたいところですが、いろんなご縁を感じずにはいられない滞在となりました。*1 ありがとうございました。

発表直前までスライドを編集していたこともあり発表資料の公開はもう少し先になりますが、RubyRubyコミュニティに出会って起きた様々な変化について、いつかお話できればと思っていたので、縁ある土地 松江で実現できて良かったです。

ありがとうございました!

*1:何となく取った前泊用のホテルが2019の時と同じホテルだったり

フィヨブーファンブックのふりかえり 〜本作りの裏側〜

はじめに

前回のブログ記事で、本作りの過程については別途どこかでまとめるとして、今回はオフライン出展のふりかえりを中心に書いてみたいと思います。と書いてそのままになってしまっていたので、フィヨブーファンブックの本作りをどんな感じに進めていたのか?また、やってみてどうだったのか?を書きたいと思います。

asya81.hatenablog.com

本作りのきっかけ

フィヨブーファンブックを作ろうとしたきっかけについては寄稿募集のお知らせの記事にも書いたのですが、様々な出会いが重なって溜まっていったものがふつふつと溢れ出したように感じていて、うまく言葉にできないところがあります。
自分の思いを強引にまとめると、「Rubyコミュニティにもっと新しい人が増えるといいな」→「フィヨブーはそのための門としていい場所だよな」→「フィヨブーの良さを伝えられる本を作ってみたいな」→「そのためにはフィヨブーに関わる色んな人の言葉で語ってもらう必要があるな」という感じでした。実際にはこんなにスッキリまとまった感じではなく、紆余曲折あってという感覚です。

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本を作ることへの興味がちょうど高まっていたタイミングだったというのもあります。それは、フィヨルドブートキャンプでの学習を通して本を読むことへの苦手意識が減ったことや、Rubyコミュニティでの様々な出会い*1や技術書典にオフライン参加したことによる影響が大きいです。
中でも特に影響を受けたのは「桐生あんずファンブック*2 への一言コメント参加だったように思います。私が書いたのはほんの数行だったのですが、書いた文章が本になるのもすごいし、企画した炬燵ちゃん*3のパワーですごいスピード感で本が作られていく様子を垣間見て、感動したのを覚えています。そして出来上がった本の厚みや内容のボリュームに圧倒されました。

フィヨブーファンブックを作ろうと心に決めてからも、なかなか踏ん切りがつかず 技術書典17は見送ったのですが、その間も炬燵ちゃんから「進捗どうですか?」と背中を押してもらいつつ、紙見本をもらったり、本作りについて色々教えてもらったりして、イメージを膨らませたりしていました。
炬燵ちゃんが楽しそうに本作りのことを話すので、「あぁ、本作るのって楽しいんだろうなー」とその熱量にあてられてしまった、というのもあります。ふりかえってみると、「桐生あんずファンブック」の一言コメントコーナーから新しく本を作る人が2人生まれたというのは、面白いというか凄いなという感想です。ここに続く人がきっと現れる、そんな予感がします。

本作りが動き出すまで

「フィヨブーファンブックを作りたいな」から「フィヨブーファンブックを作るぞ!」になるには、まぁまぁ壁がありました。何しろ本を作ったことがないし、そもそも本とは比較的距離感のある生き方をしてきたので、イメージも湧きづらかったです。
そんな時、Kaigi on Rails 2024 のわいわい部屋であんずさんが声をかけてくれて、進捗があまり出てないことをお話ししたら「一緒にやりましょう!」と言ってくれました。ものすごく心強かったし、その瞬間に「よし、やるぞ」と覚悟が決まりました。

本作りは11月末から本格的に動き出し、あんずさんとの定例会を隔週で実施していました。4月ごろから確認事項やタスクも増えたので、開催頻度を増やして毎週定例を実施していました。本作りについて何も分からない状態だったので、あんずさんにはその時々で必要なタスクを整理してもらい、分からないことを教えてもらいながら進めていきました。まさに、頼れるプロジェクトマネージャーのような存在でした。
定例会はFBCのDiscordの音声チャンネルで開催していました。時々覗きに来てくれるフィヨブー生もいて、嬉しかったです。 定例の様子が誰でも見れるように、ファンブック用のチャンネルにやり取りをテキストとして残したりもしていましたが、もうちょっと皆さんが関わりやすいような形でできたら良かったな、というのが反省点です。

進行

フィヨブーファンブックは以下のスケジュールで進行しました。
フィヨブーファンブック用のGitHubリポジトリwikiページ*4でも管理してましたが、更新が追いついてなかったので、これを機にふりかえりつつ記載しています。

  • 2024/5/30 FBC内のイベント「ミートアップ2024年5月🌺RubyKaigi 2024 スペシャル!!」にて、
    フィヨブーの同人誌づくり企画開始のお知らせ*5
  • 2024/6/1 FBCのDiscord内に「フィヨブーファンブック(仮)」のチャンネルを作成
  • 2024/7/13 フィヨブーファンブック用のGitHubリポジトリ を作成
  • 2024/10/26 Kaigi on Rails 2024であんずさんという強力な仲間を得る
  • 2024/11/13 定例会の候補日を決める
  • 2024/11/25 定例会初回(あんずさんが同人誌作りについて解説してくれた)
  • 2024/12/18 どんな本を作るかざっくり決める
  • 2024/12/26 宣伝用スライドを作成
  • 2025/1/8 Googleフォームで制作メンバーを募集
  • 2025/1/17 東京Ruby会議で寄稿募集の声がけ
  • 2025/1/22 おおよその締め切りを決める
  • 2025/1/30 FBCのミートアップで宣伝する予定も叶わず(自宅NWの問題で参加できず...)
  • 2025/2/12 技術書典18 フィヨブーファンブック用のアカウント作成
  • 2025/2/24 技術書典18 サークル申し込み*6
  • 2025/2/25 Twitter(現X)で寄稿やデザインの呼びかけ
  • 2025/2/27 ayu_0505さんにイラストを担当してもらえることに!
  • 2025/3/9 イラスト打合せ
  • 2025/3/12 技術書典18 サークル当選、表紙プロットの検討開始
  • 2025/3/15 寄稿募集ブログ記事公開
  • 2025/3/26 sugiweさんにデザインを担当してもらえることに!
  • 2025/3/27 技術書典18 サークル配置番号が決定
  • 2025/4/3 デザイン打合せ、表紙案と本の大きさを決定
  • 2025/4/8 ピヨルドくんイラスト募集開始
  • 2025/4/10 ピヨルドくんイラスト初回応募あり、宣伝ペーパー作成
  • 2025/4/16 RubyKaigi 2025にて寄稿募集の宣伝ペーパー配布(igaigaさんからスポンサーのお申し出あり*7
  • 2025/4/24 FBCミートアップで宣伝していただく
  • 2025/4/26 igaigaさんの原稿をFBC内で限定公開、(やんちゃハウスオリジンズ 2025への申込み*8
  • 2025/5/3 原稿申込み〆切
  • 2025/5/4 角谷さんとの対談*9
  • 2025/5/10 技術書典18 完全手ぶらセット申込み、原稿最終〆切
  • 2025/5/14 当初の入稿予定日だったがリスケ、目次(原稿の順番)を確定、(RubyKaigi レポートが佳境に*10
  • 2025/5/21 表紙完成
  • 2025/5/26 裏表紙完成、寄稿者への内容確認依頼
  • 2025/5/27 かわかみ分原稿完成、物理本 DTP作業 追い込み、ギリギリ入稿!!!
  • 2025/5/28 技術書典18 審査通過
  • 2025/5/29 FBCミートアップ参加、オフライン当日の売り子さんを募集
    (hirokiejさん、Yoshiwoさんが手を挙げてくれる)
  • 2025/5/30 値付け、電子書籍DTP追い込み、出品!
  • 2025/5/31 技術書典18 オンライン販売開始、オフライン出展用の買い出し・準備、RubyistなサークルのCosenseを公開*11
  • 2025/6/1 技術書典18 オフライン開催
  • 2025/6/4 技術書典18「第10回 刺され!技術書アワード」に応募
  • 2025/6/15 技術書典18 オンライン販売終了
  • 2025/6/28 @.bookstore at 関西Ruby会議08 にて頒布
  • 2025/7/8 「第10回 刺され!技術書アワード」エポックメイキング部門のファイナリスト作品に選出!*12
  • 2025/7/21 BOOTH出店(フィヨブーファンブック部 - BOOTH

言葉にできない思いを抱えたまま進んでいた

こうして振り返ってみると、なかなかハードなスケジュールでした。特に、寄稿者の皆さんへの原稿確認がギリギリになってしまったのは、大きな反省点です。

実は、自分自身も原稿を書くかどうか決めきれないまま進めており、皆さんからいただいた原稿を読んでいく中で書きたいことが湧き上がってきて、〆切りを過ぎてから原稿に着手しました。そのため、自分の原稿を書きながら寄稿者の皆さんへメールで原稿の確認依頼をしており、この辺りは次回やることがあれば進め方を見直したいところです。

そもそも企画当初は、本の全体像が自分の中でも見えていない状態でした。
言葉ではうまく説明できない「フィヨブーのコミュニティの良さ」を伝えたいというところから始まっているので、「何を書いてほしいのか?」を上手く伝えることができませんでした。また、「それぞれの人から見たフィヨブー」を元にその形を描こうとしていたので、原稿が集まらないと最終形が見えてこなかったという難しさもありました。

炬燵さんには「初めての同人誌で合同誌を作るのは偉業」と言われたのですが、その難しさを分かっていなかったし、今思うとテーマとして選んだものも難易度が高かったんだと思います。寄稿をお願いする際に、本の具体的なイメージを伝えることができず、寄稿してくださる側も「何を書けばいいんだろう?」と戸惑っただろうなと感じています。

寄稿者の皆さんの原稿が少しずつ集まってきて読み進めるうちに、本の方向性が見えきて、自分の中にも書きたいことが湧き上がってきました。そうやって、作りながら本の形が見えてくるというのは不思議な感覚で、合同誌ならではの難しさでもあり面白さだなと感じました。

本を作ってみて気づいたこと・感じたこと

  1. 何も知らないということは、ある意味強い。
    本を作ること(特に合同誌を作ること)の大変さを何も知らなかったので、勢いで始めることができました。大変さを知った上で始められていたか?というと難しかったように思います。

  2. 「新しい人のために」始めたけれど、一番自分のためになった。
    元々は「新しい人のために」と思って作った本でした。でも、結果的に一番学びや気づきがあったのは自分自身だと感じています。
    たくさんの人からフィードバックをもらえたり、自分自身の棚卸しができたり、本作りの過程での人々とのコミュニケーションを通じて、自身の課題にも気づけました。失敗も成功も含めて、一つ一つが新しいことばかりでいい経験になりました。特に失敗をたくさん経験できたのは、自分自身にとって大きな学びになりました。

  3. えらそうに語ったけど、自分が一番フィヨブーコミュニティを活用できてないかも?
    本の中では「フィヨブーコミュニティを活用して、効果的に学習を進めましょう!」みたいなことを語っていましたが、私自身、ファンブックの制作やその他もろもろで学習時間を捻出することもままならず、コミュニティ活用どころではない状態です。卒業はむしろ遠ざかった感じすらあり、「またやっちゃったな…」という気持ちもあります。
    それでも後悔はなくて、「やりたくてやったし、やってよかった!」という気持ちが強いです。ここからは、コミュニティをもっと活用して学習に向き合い、卒業に向けてがんばりたいです。

  4. 本は「作ったら終わり」ではない。
    制作中は本を完成させることしか考えていませんでしたが、完成後もやることがたくさんありました(それはそう)。
    関わってくれた方へのお礼やその後の販売、お金の管理、在庫管理、反響への対応など、「作ったら終わり」ではないと気づかされました。 それを想定できていなかったことで、ごたごたしちゃった場面もあったので反省です。これもやってみたからこその学びでした。

  5. なんやかんやあったけど、本作り楽しかった!
    本当に大変でしたが、楽しくもありました。何より、本作りを通して仲間ができたことがとても大きくて、辛かったり悩んでたりする時に相談に乗ってくれる存在がいるというのがとても心強く、嬉しい気持ちです。*13

技術書典18のオンライン販売が開始された5/31に電子版が売れて驚く金子さんと私のDiscord上でのやりとり。お互いに驚いている。(そうなりますよね)
本作りの中で一番笑った瞬間。なんか本が売れた?!

RubyKaigi 2025 で寄稿募集のための宣伝ペーパーを印刷するために、あんずさんと一緒に会場を抜け出してコンビニへダッシュして、会場に戻る時には「TRICKが始まっちゃう〜!」って言いながら全力ダッシュしたのもいい思い出です。青春って感じでした。

次回は?

本作りは楽しいけど大変なことをもう知ってしまったので、そうそう安易に始めることはできなさそうです。
でも、「折れば本」ということも教えてもらったので、またきっかけがあれば手が滑って*14 本を作り始めてしまうかもしれません。そういう出会いがあるのは幸せなことだな、とも思います。
「フィヨブーファンブック Vol.2」を作りたい!という方がいらっしゃれば、ぜひお声がけください。一緒にやりましょう。

最後に(シャウトアウト)

ここで一人一人言及するとまた長くなっちゃうので控えますが、関わってくれた方々のおかげで、良い本ができたな〜としみじみ嬉しい気持ちです。 本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました!!!

*1:周囲のRubyistの皆さん、結構本を作っているように見える。

*2:詳しくはこちら → 桐生あんずファンブックのサンプルと仕上がりと裏側 - 感情的ドリル

*3:えもりハウス住人仲間、こたつハウス家主で友人。炬燵ちゃんの呼び方は私の中で3パターンくらいあって統一されてないですが、感覚で呼び分けてそうなのでそのままにしてます。

*4:https://github.com/fjordllc/fanbooks/wiki

*5:https://speakerdeck.com/kota_syan/uragawa-of-rubykaigi-from-a-helper?slide=15

*6:https://x.com/kota_syan/status/1894029351340867936?s=46&t=JKeaiB1BOoXJ3k08oF4YZg

*7:igaigaさん(ガーネットテック373株式会社 さん)にスポンサーいただき、全面的にバックアップしていただいたおかげで、安心して本作りに専念することができました。心から感謝です!!!

*8:あんずさんからお誘いがあってめっちゃ嬉しかった。

*9:対談した内容を元に原稿を書いていただき、感謝!!!

*10:思い入れのあるキーノートのレポートができて嬉しかった。

*11:https://x.com/kota_syan/status/1928716811597500607?s=46&t=JKeaiB1BOoXJ3k08oF4YZg

*12:https://x.com/kota_syan/status/1942550997110546892

*13:技術書典用に炬燵ちゃんが作ってくれたDiscordサーバーでわいわいできて嬉しかった。

*14:炬燵ちゃんの本 → 【物理】“推しの楽園”をこの手で。仕様変更するサービスの代わりに推し(とファン)を救っちゃった件 - 炬燵酒造 ひやおろし BOOTH店 - BOOTH の最後に「あなたの手が滑ってこの世に何かが生まれますように。」とあるのを読んで、「生まれたよ!」って感極まった人間のうちの1人です。

はじめての技術書典サークル参加 〜技術書典18 オフライン出展のふりかえり〜

はじめに

6/1に開催された 技術書典18のオフライン会場で「フィヨブーファンブック」を頒布してきました!
はじめてのサークル参加で不安もありましたが、たくさんの出会いに恵まれ、楽しく参加することができました。

オフライン開催から1週間が経ち、ようやくふりかえりの記事を書き始めています。 本を作る過程でたくさんの文章を書いたこともあり、入稿後しばらくは自分の中身を吐き出し切ったような感覚になり、また文章を書くには時間とパワーが必要でした。

「フィヨブーファンブック」とは、オンラインプログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ(通称:フィヨブー)」に関わる人びとが、それぞれの視点でフィヨブーのリアルを綴った合同誌です。
いち受講生の"フィヨブー推し"の気持ちから始まり、たくさんの人に協力してもらって形になりました。

techbookfest.org

この本を作ることになったきっかけや思いについては、前回のブログ記事で紹介しています。 asya81.hatenablog.com

本作りの過程については別途どこかでまとめるとして、今回はオフライン出展のふりかえりを中心に書いてみたいと思います。

オフライン出展に向けた準備

技術書典の定期イベントに参加

技術書典の運営さんが開催している定期イベントのうち、オンラインで都合がついたものには、できるだけ参加するようにしました。 出展に向けた知識がゼロの状態から、本の作り方や本を販売することへのイメージを掴むことができ、ありがたかったです。

【定期開催】技術に出会える - 技術書典18スペシャルオンラインイベント - connpass

参加したイベント

完全手ぶらセットの申し込み

初めての出展だったこともあり、なるべく省力化できるところはしようということで、「完全手ぶらセット」を利用させていただきました。 「これさえあれば、とりあえずなんとかなる!」という安心感があって、とてもありがたかったです。

完全手ぶらセットの提供について – 技術書典ヘルプセンター

売り子さんの募集

本当は、早割が効くタイミングで本を仕上げて入稿するつもりでしたが、初めての本作りでそんな上手く行くわけもなく... 結局、特急〆切の5/28になんとかギリギリでの入稿となりました。

というわけで、売り子さんの募集もできておらず、5/29に開催されたフィヨブーのミートアップにて、ようやくお知らせすることに。 そんな直前の声かけにもかかわらず、フィヨブーFriendsのhirokiejさんとYoshiwoさんのお二人がすぐに手を挙げてくれました。 当日は、初めての参加で慣れない部分も多かったのですが、設営や会計、本の説明などたくさん助けていただいて、他のサークルを回ることもでき、本当に感謝でいっぱいです。

お二人が楽しそうに参加してくれていたことが何よりも嬉しかったですし、普段はオンラインでの交流がメインのため、オフラインでいろいろなお話ができたのがとても嬉しかったです。本当にありがとうございました〜!!!

宣伝

以前、mochikoAsTech さんの本を読んだ時に、「宣伝が大事」ということが強く印象に残っており、「宣伝苦手だけど、やっていかないとな〜」と思っていました。 しかし、前述の通り、入稿に向けて集中して文章を書いたことで言葉を捻り出すパワーが不足してしまっていたこともあり、宣伝まであまり手が回りませんでした。

techbookfest.org

そんな中で、アドバイザーのあんずさんや表紙を担当してくださったsugiweさんをはじめ、関わってくれた皆さんが発信してくださったことがとてもありがたく嬉しかったです。

お店屋さんの準備

またまた mochikoAsTech さんのブログ記事を参考に、あんずさんにも色々と助けてもらって、準備を進めました。

note.com

前日にダイソーに行って、必要そうな物をあれこれ物色するのが楽しかったです。
「これからお店屋さんをするんだな」という実感も湧いてきて、あんずさんに任せきりにせずに自分でも準備してみて良かったなと思います。

当日、Yoshiwoさんが用意してきてくれたFBCの置物と松山土産の「みきゃん」を組み合わせたら、奇跡的に素敵なディスプレイが出来上がりました。

ディスプレイの様子

また、「後から決済」用のQRコードを事前に印刷しておいたり、多くの方に関わっていただいたこともあり、献本先リストもあらかじめ準備しておきました。

感想とふりかえり

オフライン出展を通して感じたことや学んだことをふりかえってみます。

分かったこと

  • 伝えることは難しい。でも、伝わるとめっちゃ嬉しい!
    今回の出展を通して、最も強く感じたことです。 原稿を書いてくれる人を募る時も、書いた本を手に取ってもらう時も、その目的や内容を分かりやすく伝える必要がありました。
    特に、オフライン会場でフィヨブーを知らない方に説明するのは難しく、伝え方に悩む場面も多くありました。それでも話を聞いてくださったり、「応援するよ!」と買ってくださった方がいたことが、とても嬉しかったです。

  • 現地での交流が楽しい。
    オフライン会場ならではの現地での交流が、想像以上に楽しかったです。 一般来場の方とのお話はもちろん、他のサークルの方とも交流があったりで、気持ちがほっこりしました。

  • 荷物は(思っている以上に)増える
    物理本は会場に直接配送してもらえ、自ブース(=フィヨブース)に事前設置されていたので、本そのものを運ばずに済んだのが大変ありがたかったです。 そのため、持ち物としては、ブース装飾用のスタンドや見本用のブックカバーなどの小物類が多く、そこまで大荷物にならずに済みました。 予想外だったのが、当日いただいた差し入れや、他のサークルさんで購入した大量の本たちが加わって、最終的にはかなり荷物が増えてしまったことです。 会場から着払いで荷物を配送できたのが本当に助かりました。

良かったこと/嬉しかったこと

  • いろんな人に頼ることができた
    本作りや販売にあたって、フィヨブーコミュニティの存在がとても心強かったです。 初めての挑戦で分からないことばかりだったけれど、それでも何とか形にできたのは、助けてくれる人たちがたくさんいたからです。
    あんずさんには、何から何まで頼りにさせてもらって、迷いながらも前に進む力をもらいました。 igaigaさんには印刷費をスポンサーしていただき、初めてのことで不安も大きかった中、やさしく背中を押してもらえたような安心感がありました。 一人一人に言及したいくらい、本当に多くの人に支えてもらいました。 最後の追い込みはなかなか大変で、かなりのパワーが必要でしたが、応援してくれる皆さんの存在が確かな力になったと感じています。

  • この本目当てに会場に来てくださる方がいた
    「この本のために来ました!」と声をかけてくださる方が何人かいらっしゃって、その度に「ありがたすぎる!!!」という気持ちでした。 そんなこと言ってもらえるなんて考えてもいなかったし、「こんなに嬉しいことなんだな」というのが発見でもありました。

  • 一人でも刺さってくれた人がいた
    多くの人に助けてもらって完成したこの本が「果たして、誰かの何かのプラスになるのか?」正直なところ不安な面もありました。 そんな中、オフライン開催前日に、本作りに関わってくれた受講生の一人がフィードバックをくれ、この本が前向きな力になったことを伝えてくれました。 もうそれだけで、「この本を作って良かった!」と心から思えましたし、おかげでオフライン出展に自信を持って臨むことができました。 その後、フィヨブーファンブックをきっかけに入会を検討してくださる方や実際に入会された方も現れ、この本が「誰かの何か」に繋がっていっていることに感動を覚えています。

  • 事前にCosenseにまとめた情報が参考になった
    イベントを盛り上げたい気持ちから、CosenseにRubyist関連のサークル情報をまとめておきました。 過去に同じようなまとめがあったおかげで、参考にして作成することができました。 当日、サークルを回る時に自分自身が助けられて、まとめておいて良かった!と思いました。

  • 大変だけど、楽しかった。新たな沼を知った。
    本作り大変でした。でも、楽しかったんです。紙の質感やフォントの選び方、レイアウトの細かな工夫など、これまで意識していなかった「紙の本の世界」に触れて、より興味を持ちました。
    「ここにも沼があったのか... !」という気持ちに。これは危険ですね。

  • 自分自身の人生やフィヨブーでの体験の棚卸しができた。
    フィヨブーに参加した初期の頃、参加したきっかけをブログに書こうと思いつつ、そのままになってしまっていました。 そのことが心のどこかで引っかかっていましたが、今回ようやく整理してアウトプットすることができました。これまでのフィヨブーでの体験も棚卸しすることができて、また新鮮な気持ちで学習に向き合えそうな気がしています。寄稿してくれた受講生や卒業生にとっても、この時間がそれぞれのプラスになっていたら嬉しいし、この本をきっかけにコミュニティとの距離感が少しでも近くに感じるようになっていたら嬉しい気持ちです。

  • (番外編)夫と子供も見学に。新しい世界を知ってもらえた。
    せっかくなのでと夫と子供にもオフライン会場に見学に来てもらいました。同人誌ならではの熱量や多様性を感じてほしかったのと、子供にとって興味を持てる何かと出会うきっかけになれば、という思いでした。 結果として、二人とも楽しめたようで良かったです。 そして驚きだったのが、夫の学生時代の先生がサークル参加されていて、会場で偶然バッタリ再会できたこと。世界は狭いなぁと思うのと同時に、技術書典という場所がいろんな人を引き寄せているのだなと実感しました。

改善点/難しかったこと

  • 前日夜更かししてしまい、会場到着が遅くなってしまった
    準備の中でも触れましたが、前日の夜にQRコードや献本先リストを作成していたため、夜更かしすることに。当日の会場到着が遅くなってしまいました。 設営準備など早めに現地入りして余裕を持って動けた方が安心ですし、寝不足だと体力的にも大変なので、もう少し早めに準備しておくべきだったと思いました。

  • 他のこととの兼ね合いが難しかった。
    RubyKaigiのキーノートレポートやアフターイベントとフィヨブーファンブックの執筆の時期が重なっていて両立が難しかったです。例年よりアフターイベントの参加を控えめにしましたが、それでもなかなか大変でした。 RubyKaigiのブログも書けていないので、どこかでまとめたい気持ちがあります。今度やるなら、秋開催の方が余裕を持って取り組めるかも?と思っています。

  • 気になるサークルさん全ては回りきれなかった。
    当日は気になったサークルさんのブースをいくつか回ることができて、とても楽しかったのですが、お話を色々お聞きしていたら思ったより時間がかかってしまいました。 「あ」から始めて、おそらく「か」くらいで終わってしまいました。店番とお買い物、どうやって両立されているのか?上手く工夫されている方がいらっしゃれば、ぜひその知見を教えていただきたいです。

次にやるとしたら

  • 技術的な内容も盛り込みたい
    これはフィヨブーファンブックの中にも書きましたが、もしまた機会があるなら、より技術的に踏み込んだ内容も盛り込んでみたいと思っています。

  • 早めに会場を回りたい
    比較的空いている午前中のうちに気になるサークルを効率よく回れるようにしておくのが良さそうです。ある程度予習しておくと、当日もっとスムーズに動けるかもしれません。

  • 「どんな本にしたいか?」の企画段階から、皆でワイワイしたい
    今回は自分の「フィヨブー推し」の気持ちが先行して始まった企画でしたが、もし次があるなら、フィヨブーの仲間たちと企画段階から一緒に「どんな本にしたいか?」を考えるところから始めてみたいです。

おわりに

技術書典のオフライン出展は、とにかく「楽しい!」しかない一日でした。
伝えることの難しさも知ったけれど、それを実際にやってみて理解できたことや、思いがけない形で伝わって誰かが喜んでくれることも、 自分にとって大切な宝物のような経験になりました。

RubyKaigi 2024をきっかけに始まった「フィヨブーファンブック」づくりですが、これでようやく"沖縄"の締めくくりができたかな、と感じます。

当然思っていたよりも大変だったので、今はまだ次のことは考えられないですが、楽しかったのでまた何かやっちゃうかもしれないです。 その時には、本作りを一緒に楽しんでくれる仲間がもっと増えていたら嬉しいなと思います。

いろんな形で関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました〜!!!

フィヨブーファンブック、はじめました!(原稿募集のお知らせ)

昨年末のアドベントカレンダーの記事でもちらっとお話しした通り、 フィヨルドブートキャンプ(略称: FBC、通称: フィヨブー)のファンブック「フィヨブーファンブック」の活動を開始しました。 asya81.hatenablog.com

次の技術書典18での頒布を目指して進めており、サークル申し込み済みです!

このブログを書き始めた時点では当落のご連絡待ち状態で、そわそわしていましたが、
無事当選を確認できました!やった〜〜〜!!!

というわけで、本を作るには、イラストやデザインをしてくれる人と中身の文章を書いてくれる人が必要です。
イラストについては有難いことに担当してくださる方が見つかったので、
記事を書いてくれる方を絶賛大募集中です!!!

「フィヨブーファンブック」とは?

フィヨルドブートキャンプに関係する人たちが書いた文章を集めて作る同人誌です。 ファンブックと呼んでいるのは、Rubyコミュニティでは「うなすけファンブック」や「桐生あんずファンブック」などの先達ファンブックがあり、それに倣ってのことです。 *1

RubyKaigi 2024 での体験をきっかけに私が「フィヨブーファンブック作るぞ!」となったことで始まりました(詳細は後述)。 参加者の皆さんのフィヨブーでの体験、学習を通して気づいたこと感じたこと、苦労や工夫、技術ネタまで幅広く収録する予定です。

想定読者

  • プログラミングを学び始めたい、学び直したい人
  • プログラミングスクールに興味がある人
  • フィヨルドブートキャンプについて知りたい人
  • フィヨルドブートキャンプを盛り上げたい人、応援したい人

目的

  1. フィヨルドブートキャンプの存在や実態を知ってもらう。
  2. 受講生や卒業生の学習における工夫や苦労、得られた知見を共有する。
  3. 一緒にワイワイ楽しめる仲間を増やす。

フィヨルドブートキャンプって実際どんなところ?」と聞かれることが良くあります。
このファンブックを通じて、フィヨルドブートキャンプの存在を知ってもらい、
「スクールであり、コミュニティ」というのはどういうことなのか?リアルな雰囲気を伝えられたら
と思っています。

また、フィヨブーでの学習における工夫や苦労、得られた知見を共有することで、
フィヨブーに関わる人だけでなく、プログラミングを学ぶ人全般にとって役立つ情報になれば嬉しいです。

フィヨブーファンブックを読んで、「楽しそう!」「参加してみたい!」と思ってくれる人が増え、
フィヨブーで一緒にワイワイする仲間が増えたら、最高です!

記事を書いてもらいたい人

フィヨルドブートキャンプに関係のある人々(受講生、卒業生、メンター、アドバイザー、顧問など)

募集内容

あなたのフィヨブーでの体験を、フィヨブーファンブックに載せてみませんか?
フィヨルドブートキャンプに関することであれば何でもOKです。
ブログ記事の延長で書いていただいてOKです。本を買ってくれた人向けの+αの要素があればなお良しです。

何でも良いとなると書きづらいかと思いますので、以下が記事のテーマの例です。
これ以外でも、もちろん大丈夫です。

記事のテーマの例

  • フィヨブー参加中の体験記(成長したこと、印象深かったエピソードなど)
  • ラクティスで学習した技術の解説記事
  • 自分が工夫した勉強法の紹介
  • レビューやペアプロ、チーム開発から学んだこと
  • 輪読会を始めたきっかけ、参加して得たもの
  • 初めてコミュニティに参加した話
  • 学習につまづいた時にどうやって乗り越えたか
  • 助けられた、参考にしているQ&A
  • 日報や分報でのコミュニケーション
  • 質問タイムや雑談、もくもく部屋の話
  • フィヨブーを通じてできた仲間との交流エピソード
  • オフラインイベントの話(もくもく会、パフェもく会、ボドゲ会など)
  • 自作サービスの話
  • 就職活動の話(苦労したことややっておいて良かったことなど)
  • グループコーチングの話
  • 卒業後のキャリアや仕事に役立ったこと
  • メンターやアドバイザーとしての経験談やアドバイス
  • フィヨブーで得た知識や経験を活かしたコミュニティ活動やプロジェクト

原稿提出について

原稿書いてみようかな、気になるなという方はぜひお知らせください。
原稿の提出は、テキストベースでフィヨブーファンブック用のメールアドレス宛てにお願いします。
文字数の制限はありませんが、目安としては500文字〜2000文字程度です。
もちろんもっと長くなっても全く問題ありません。

対談形式や短めのエピソードも大歓迎です。
「こういうことを書きたいけど、どうまとめればいいかわからない」などのご相談にも乗りますので、
ぜひお気軽にご参加ください〜。

原稿の締め切りは、「2025/5/3 土」です。今からご応募可能です。

今後の流れのイメージ

  • 3/15 原稿募集開始!
  • 5/03 原稿提出 〆切(メールアドレス宛てにテキストで提出)
        いただいたテキストを順次データ化し、寄稿者の皆さんにもご確認いただく予定です。
  • 5/15 入稿!
  • 5/31 技術書典18 オンライン開催開始!
  • 6/01 技術書典18 オフライン会場(池袋・サンシャインシティ 展示ホールD)で頒布!!!
  • 6/15 技術書典18 オンライン開催終了

お問い合せ先

フィヨブーファンブックに関するお問い合せは、以下までお願いします。どんなことでもお気軽にお声がけください。

  • Discord
    • フィヨルドブートキャンプDiscordの「フィヨブーファンブック(仮)」チャンネル
    • @asya81(かわかみ) の分報チャンネルやDM
  • メールアドレス
    • fjordbootcamp.fanbook@gmail.com(原稿提出はこちら)

フィヨブーファンブックを作ることになったきっかけと思い

最後になりましたが、ファンブックを作ることになったきっかけと思いについて改めて書き留めておきます。

RubyKaigi 2024の思い出ブログにも書いたのですが、RubyKaigi 2024での経験を通して、
大好きなRubyRubyコミュニティに新しい人を増やしていきたいという気持ちが高まりました。 asya81.hatenablog.com

フィヨルドブートキャンプは、Rubyコミュニティの中で存在自体は比較的知られているように思いますが、
その中身については、あまり知られていないように感じています。

またプログラミングを学びたいと思った時に、フィヨルドブートキャンプに辿り着くのはなかなか難しいようにも思います。 エンジニアの知り合いの方からの口コミをきっかけに参加される方が多いような印象です。

このファンブックを通じて、フィヨルドブートキャンプの存在を知ってもらったり、
フィヨブーのリアルな雰囲気を知ってもらった上で参加を検討するきっかけになったり、
フィヨブーのコミュニティの輪が広がり、ひいては Rubyコミュニティの輪が広がっていったら、
最高に嬉しいなという気持ちです。

本づくり、楽しいよ!

色々書きましたが、純粋に本づくり面白そう!やってみたい!というのもきっかけだったりします。
フィヨルドブートキャンプの皆さんと一緒に本づくりできたら、楽しいだろうな〜と思っています。
本づくりは初めてで何も分かりませんが、あんず先輩や炬燵先輩が色々と教えてくださっているおかげで、
楽しみつつ進められています。本当に感謝しかないです。ありがとうございます!

というわけで、あなたも楽しい本づくりに参加してみませんか?
「ちょっと気になるけど、何を書いていいか分からない...」という場合も、まずはお気軽にお声がけください!
どんな内容が書けそうか、一緒に考えるところから始めましょう。

フィヨルドブートキャンプに参加されている方々は、皆さんそれぞれきっかけやモチベーション、これまでの経験など背景が異なる方々ばかりです。 それが面白いし、大変でもあるし、それぞれの体験がそのまま知見になるのでは?と考えています。

ぜひ、フィヨルドブートキャンプでの体験を通して得た気づきや学び、苦労、工夫などなどをお聞かせください。
ご応募お待ちしております!

(こちらからも記事を書いてみませんか?のお誘いをしていきますので、よろしくお願いします。 )

*1:先達ファンブックスは、ハイコンテクストな面もありますので、ご承知おきください。フィヨブーファンブックの参考にされる場合は、技術書典オンラインマーケット https://techbookfest.org/market でいろんな本の目次などを覗いてもらうと良さそうです!

フィヨルドブートキャンプを卒業するために、真剣に考えてみました。

こちらは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2024 Part2」の23日目の記事 *1です。

adventar.org

Part1もあります。
Part2の22日目は、kurosukeさんのOgg Opus 関連のスクリプトを書いたでした。

はじめに

こんばんは、かわかみです。フィヨルドブートキャンプ(通称フィヨブー)で学習中です。
お仕事と育児とプライベートとを上手くバランス取りつつ学習を継続できるように、がんばっています。

今は「wcコマンドを作る」のプラクティスに取り組んでいます。
これまでの学習時間合計は、939.3時間。卒業までまだまだかかりそうですが、継続でやっていきたいです。

趣味は、Ruby(コミュニティ)と自作キーボードと空手です。
・・・ここまで、昨年のアドベントカレンダー記事の構成ほぼそのままに、今年用に内容を更新しつつ書きました。 そして、気づいてしまいました。「今年100時間くらいしか学習してないやん!!!」😇😇😇

いえ、薄々気づいてはいたんですが、気づかないようにしていたのかもしれません。 このままでは、いつまで経っても卒業なんてできそうにない!、ということで、改めてちゃんと現実と向き合うことにしました。

今年の私

学習があまり進まなかった

先ほどお話ししたように、今年までの学習累計時間が939.3時間。昨年までが823.3時間だったので、1年で116時間しか学習できていない計算になります。 フィヨルドブートキャンプのアプリでは学習時間をGitHubの草みたいに確認できるのですが、私の今年の学習時間はこんな感じです。

すき間が多い!!!

ラクティスとしては、「プログラムの修正(リバーシ編)」と「SQLの基本を理解する」を完了して、今「wcコマンドを作る」の最後の詰めでなかなか終わらせられずにいる状態です。学習の進捗としてはよろしくない状況です。

カンファレンスやイベントにたくさん参加した

今年参加したカンファレンスやイベントはパッと思い出せるだけで以下のような感じです。

  • 5月 RubyKaigi 2024
  • 7月 えにしテック15周年記念カンファレンス
  • 8月 大阪Ruby会議 04
  • 9月 福岡Rubyist会議 04
  • 9月 Rubyセミナー東京
  • 9月 STORES Tech Conf 2024
  • 9月 TokyuRuby会議 15
  • 10月 Kaigi on Rails 2024
  • 12月 RubyWorld Conference 2024

カンファレンス前後にもイベントがあったりするので、そこにひっぱられて学習時間が減っているのは想像に難くないです。 これら以外にも、Asakusa.rbのドリンクアップや Rails Girls Tokyo, More!、Rubyistめぐり等にも参加したりしていました。

今年はカンファレンスやイベント系をできるだけ参加する方向に倒した自覚があって、 今ふりかえってみて考えると特に「RubyKaigi 2024」からの「えにしテック15周年記念カンファレンス」の後、ブレーキが壊れてしまったように感じています。 本当は松江Ruby会議11も行きたかったですが、体力と金銭面で断念しました。

また、これまではカンファレンスやイベントは基本プライベートで参加していましたが、 今年は Rubyセミナー東京やSTORES Tech Conf 2024、Kaigi on Rails 2024 にお仕事として参加することができました。 とはいえ、宿泊が伴うような沖縄(家族旅行)、大阪、福岡、島根は自腹だったので、マジで「本当にお金がない」状態でした。 RubyKaigiのエモリハウスの宿代をフィヨルドブートキャンプに支援してもらえたのは本当にありがたかったです。感謝!!!

コミュニティを味わい尽くして感じたこと

今年1年こうやってカンファレンスやイベント系への参加にふりきってやってきたのは、 RubyKaigi やえにしテックカンファレンスが楽しかったというのもあるし、来年は子供の受験もあったりでそうはいかないからというのもあるし、 後悔のないように一度味わい尽くすことができて本当によかったです。

あれこれ参加してみて、Rubyistの皆さんと楽しい時間を共有できたのが最高だったし、 後でふりかえってみたらきっと自分にとっての宝物のような時間になると思います。

とはいえ、やっぱり自分の中に語れるものがあまり無かったり、 コードでちゃんと理解できてない部分を感じて歯がゆいところもあって、 もっと皆さんとRubyの話をちゃんとできるようになりたいし、ついていけるようになりたいというのが心から湧き上がってきたことでした。

そういう意味でも、ちゃんと一通りフィヨブーでのプラクティスを積み上げていって、 その上でさらに目の前の課題と向き合う実践を重ねていくことをしていきたいと強く思うようになりました。

幸いにも?来年はそんなにイベントに参加するわけにはいかなさそうだし、 いい意味で学習にしっかり向き合えるタイミングだと思うので、卒業するための動きをちゃんとしていきたいです。

分かったこと

今年1年の自分のフィヨブーにおける取り組みをふりかえってみて、また卒業するにはどうすればいいか考えてみて、分かったことを挙げてみます。

目標を立てるだけでは実践されない

それはそう。なんだけど、今年も目標を立てただけで、頻繁に確認したり振り返ったり向き直ったりできていませんでした。 目標に向けて実践するための工夫が必要そうです。

卒業に対する意識が希薄かも

  • いつか卒業できればいい、諦めなければいつか卒業できる、と思っているかも。
  • 推しへの課金に慣れてしまっている(オタクお金払いがち...)

私にとってフィヨルドブートキャンプはもはや「推し」になっていて、卒業への圧力がなさすぎるのが問題かもと気づきました。 「推し」であること自体は問題ないですが、「卒業するぞ!」の気持ちを高める必要がありそうです。

今の仕事をちゃんとやりたいの気持ちとの間で迷いが生じてるかも?

フィヨルドブートキャンプを卒業したら、Ruby関連の企業に転職したい気持ちもありつつ、 今のお仕事をちゃんとやりたいの気持ちもあって、心にブレーキがかかっているところがありそうでした。

でも、卒業と今の仕事とは天秤にかけるものではないし、学習を進めることで今の仕事にもいい影響があります。 転職するかどうかも卒業が見えてきたタイミングで考えればよいので、まずは現場で活躍できる力を身につけられるように、卒業目指してがんばりたいです。

プロセスを楽しんでしまっているかも。結果が出ることへの恐れもあるかも。

編み物等でも作品を完成させるよりも、途中で編んでいるのが楽しかったりする派(?)です。

まずは1周やり切ることで見えるものがありそうなので、慌てる必要はないけれど、早めに辿り着く努力をしたいです。 現時点で、寝食を忘れるくらいのめり込めてるわけじゃないので、そもそも得意じゃないのかもという恐れもあるのかもしれません。 でも人と比べてもしょうがないし、私がやりたいと感じているのだから、下手でいいからもっともっと実践を積み重ねたいです。

自分は結構ダメな人間(知ってた)

こんな感じでやらない言い訳を考えるのも得意だし、できるだけお布団で過ごしたいし、怠け者だし、ダメだな〜って思うことばかりです。 だからこそ、ダメでもやれる工夫や仕組みが必要だし、ダメな人でもできる何かを見つけられたら、それってすごく救いになるのではとも感じています。 年齢的にも体力や気力には限界があるし、自分を上手にコントロールしたり鍛えたりも必要そうです。

これからどうしていく?どうしたい??

やっぱり卒業したい

あまりまとまりのないままうだうだと書き連ねてしまいましたが、やっぱり卒業したい!です。

  • Rubyistの皆さんとRubyや取り組んでいる課題についてもっと会話できるようになりたい。
  • 目の前の課題をもっと上手く解決できるように、色んな引き出しを増やしたい。
  • 自分に自信をつけたい。Rubyで世の中をよりよくしたい。私もその一部になりたい。

自分を上手くコントロールできるようになりたい

疲れちゃったり遊んじゃったりぼーっとしたりお布団に入っちゃう自分をなんとかしたいです。 それ自体はすぐには変えられないので、疲れる前の朝時間に学習するなど色々トライしてみて少しずつ上手くできるように変わっていきたいです。

自分一人だと限界があるので、コミュニティを活用して、上手にやっている人のをマネてみたり、 アドバイスしてもらえるように、自分の現状やその取り組みを共有していくのも良さそうです。

ほっといてもやっちゃう感じにしていきたい

自作キーボードみたいな趣味は、あまり時間がない中でも気づいたらやっちゃうところがあるので、そんな感じにできたら理想的だなと思います。 そう考えると、自分でもやれる・やりたいと信じることが意外と大事なのかもしれなくて、自分自身をちょっと諦めてしまっているところもあるかもしれません。

プログラミングもたのしいからついやっちゃう、朝のちょっとの時間でも向き合いたい、そんな感じにしていけるように、 すぐには無理だろうけど、まずはいろいろやってみて、たのしく感じる瞬間やできる体験を増やしていきたいです。

「おーい、磯野、ファンブック作ろうぜ!」

こんな私ですが、やっぱり楽しいことは放っておいても勝手にやってしまうもので、 フィヨルドブートキャンプのファンブックを作るべく、活動を開始しました。 なんと、ファンブックつながりで桐生あんず先輩にも色々教えてもらっています。ありがたい...

github.com

近々、フィヨルドブートキャンプ関係の皆さまにお誘いをしていく予定ですので、 楽しみに待っていてくれると嬉しいです。

最後に

これまでちゃんと向き合えてなかった「卒業」に向き合ってみましたが、向き合い方としてはまだ足りてなさそうです。 今後も試行錯誤しつつ、うまくやる方法を見つけていけたらなと思います。

来年もまた一筋縄ではいかない何か(中学受験とか)が待っていそうですが、 来年のアドベントカレンダーでは、「ちゃんと学習時間が増えましたよ。卒業に近づきましたよ!」って報告できるように、 1日1日を大切に、弱い自分とちゃんと向き合いつつ、がんばっていきたいです。ふぁいとー!

*1:狙ったわけじゃないんですが、昨年も12/23にアドベントカレンダーの記事を書いていました。ちなみに、空手の方は今1級で、次初段にトライするところ。 最近は、道場の子供たちに教えることも増えてきて、教えることになって自分の分かってなさに気付いたり、また違った難しさを感じたりしています。 黒帯になれるように、空手の方も引き続き精進していきます。

えにしテック15周年記念カンファレンスの思い出⭐️

2024年7月3日に創立15周年を迎えられた「株式会社えにしテック」さん、15周年おめでとうございます!!!
私も勝手に色んな縁を感じて、えにしテック15周年記念カンファレンス に参加してきました。

あれから約1ヶ月。しばらく酔いから覚めてないような感覚でしたが、今は「あれは夢だったのかな?」という気持ちです。
自分の中でまだ消化しきれてない部分もある状態ですが、カンファレンスに参加して浴びたもの、心に湧き上がってきたものをなるべく忘れないうちに残しておきたく、日記を書いています。上手くまとまらない気もしますが、それも良しと思うことにします。

えにしテック15周年記念カンファレンスに参加を決めた理由

参加を決めた理由は以下のように色々あって、ただ、飛行機代も宿代もめちゃめちゃ高くて、、正直参加を迷いました。 最終的には、行かないときっと後悔するだろうなと思い、参加を決めました。
(宿代を1泊分節約して何とか...)

  • えにしテック15周年記念カンファレンスのお知らせこれからをいきいきと過ごしていく糧となるような時間になればと思います。と書かれていて、とても気になった。
  • 講演者が豪華!どのお話も聞きたいと思った。
    • Rubyの歴史を知る高橋さんのお話を聞きたかった。*1
    • Rubyistになったきっかけの角谷さんのお話が聞きたかった。
    • Rubyに興味を持ったきっかけである大場さんのお話が聞きたかった。
    • ふるさと(福井)の偉大な先輩である平鍋さんのお話を聞きたかった。
    • しおいさんが入門するきっかけになった島田さんについて知りたかった。
  • RubyKaigiでAuthors.rbし損ねたので、再度トライしたかった。
  • 北海道に行ったことがなかったので、行ってみたかった。

参加するにあたっての目標と反省

今回はあまり目標を設定せずに飛び込んだ感じでした。もうちょっと明確にしておけばよかったかもと思います。
何となく思っていたことはあったはずなんですが、ちゃんとできなかったなというのが反省です。

  • 技術書典でフィヨルドブートキャンプ(以降、フィヨブー)関連の技術書を出そうとしているので、高橋さんや本作りに詳しい方々に聞きたいことをお聞きすれば良かった!
  • フィヨブーにいらっしゃった izumiiさんとお話ししたかったけどお会いできなかった。どなたかに繋いでもらえば良かった。
  • 発表してくださった皆さんにフィードバックしたかったけれど、理解が追いついてない部分もあり、あまりできてなかった気がする。「何か分からないけど良かったです!」って感じだった。この日記で少しでも感じたことを残しておきたい。

それぞれの講演内容から受け取ったこと、感じたもの

高橋さんのキーノート

島田さんから高橋さんについて「背中を支えてくれるようでいて」「近くにいるようでいない」「お釈迦さまのような人」というような紹介コメントがあって、「???」となったことを記憶しています。禅問答のように良き問を与えてくれる人、という感じなのかな?と理解しました。

高橋さんと島田さん

高橋さんにはRubyKaigiのヘルパーとして受付でも大変お世話になったのですが、凄い人なのに「えらい人感」を出していないというか、お釈迦さまという表現はなるほどしっくりくるようにも思いました。

講演内容としては、RubyRailsの15年についてふりかえった後、Rubyについては日本語の情報に触れる機会が多いけれどRailsの最新動向については日本語での情報が不足しているかも、ということでRailsの話をメインにお話しいただきました。
さらに、ソフトウェアと「自由」についてのお話やその「自由」のために闘うDHHさんについても語ってくださいました。DHHさんについて語る高橋さんが「いきいき」されていて、とても良かったです。
技術コミュニティから生まれたえにしテックさんの15周年記念らしい、とても刺激があり勉強になるお話でした。

speakerdeck.com

キーノートの中で特に印象に残ったのは、「The One Person Framework(ぼっち向けフレームワーク)」と自由なソフトウェアのお話です。
「The One Person Framework」は、ぼっち向けという訳がいいのと、「一人で開発できる」ということは、全体を把握しやすいということなので、扱いやすく育てやすそうなイメージを感じました。チームで開発する場合も、やりやすそうです。
自由なソフトウェアについては、フィヨルドブートキャンプに参加した初めの頃にRevolution OSというドキュメンタリー映画を見たことを思い出しました。ハッカー達の自由への熱い思いや自由だからコミュニティが生まれるというのがその当時の私の気づきだったようです。今回の講演をお聞きして、その時代だからこそ「自由」が求められたし、そういった活動があったからこうやって開発できている「今」があるんだなと感じました。「自由」のための取り組みは継続していかないと簡単になくなってしまうこともあるかもしれないのかな、とも思いました。
また、積極的自由のお話の中で、差別的な人を差別するのも差別というような話があって、頭がグルグルして「これは難しいなぁ...」となりました。何が「正しい」かはそれぞれ違ったりするので、お互いを信頼し尊重することをベースにするしかないのかなぁと考えたりしました。本当に難しい。

お話の後に、えにしテック設立の際に高橋さんが島田さんにお渡ししたという紙とタガネの実物を拝見。
タガネって何?と思って後で調べたら、金属や石を加工する道具ということで、漢字では「鏨・鑽」だったので、「研鑽じゃん!」って一人興奮してました。

紙と鑽

"We who cut mere stones must always be envisioining cathedrals. " - The Pragmatic Programmer

高橋さんのキーノートは、Railsの最新動向など新しく知ったことや学びが多かったのですが、知らないこともたくさんあったので、お話を聞いただけでは理解できない部分もありました。特に、概念圧縮や消極的自由/積極的自由の部分は分からないことが多かったので、この日記を書くにあたって参照されている記事を読んでみて、さらに勉強になりました。

ソフトウェア開発をとりまく状況にも色々な背景や流れがあって、今こうなっているんだなというのを知ることができて良かったです。特にRailsについて、フロントエンド周り等色々な変遷がある中で、概念圧縮によって新たな価値を生み出そうとしたり、消極的自由を守るために闘ったり、それで軋轢が生じやすかったりするのかなと思いました。 Railsが今後目指そうとしていることにも、これまで以上に興味を持ったので、今後の動向を注意して見ていきたいです。

角谷さんの講演

島田さんからの角谷さんのご紹介では「一緒に向かい合う人」「カンファレンスの運営の仕方を学びに行ったはずが、仕事の仕方を教わってしまった」というコメントがありました。
角谷さんに出会って何かが変わってしまうのは、その場にいたわけじゃなくても想像できるというか、すごく分かるなぁと思いました。

私にとっての角谷さんとの出会いはフィヨブーでの「角谷トーク2020」で、その時に私は「プログラマーになるぞ!」と決意を新たにしたのでした。今 Rubyist と名乗っているのも、角谷さんの存在がなければなかったことです。「角谷トーク 2020」に出会った時の衝撃が、当時の日報に残っていました。

今は、「ぜったいプログラマーになってやる!」という気持ち。

昨年6月にフィヨルドブートキャンプに参加して、なかなか継続して学習できずに、プラクティスも進められないし、人と比べたり卑屈になったり、勝手にプレッシャーを感じたりして、余計に動けない、、、という悪循環に陥っていた。

それでも、やっぱりプログラマーになりたい気持ちを諦められない。 ものづくりを楽しみたい、ワクワクしたい。誰かの助けになるような何かを作りたい。

角谷さんのお話しをお聞きして、ますます「楽しんでやっていきたい!」という気持ちになった。

学習時間以外の色々な経験も、きっと「質」に繋がる何かになると信じて、1つ1つを楽しみながらやっていきたい。

(2020年9月22日のフィヨブー日報より)*2

その後も、角谷さんから「角谷トーク」を始め色々な場面で教えてもらうことが多く、勝手に受け取っているのでちゃんと受け取れているか分からないし、何と表現すればいいか分からないですが、すごく特別な存在です。
今回も角谷さんのトークをとても楽しみにしていました。
最初スライドが見えづらい位置に座っていたのですが、発表者席近くの見やすい位置に移動させてもらい、おかげでたくさん写真が撮れました。ありがとうございます!🙏

"いきいき"している角谷さん

speakerdeck.com

感想は語ると長くなりそうなので、箇条書きにします。

  • いい感じのスライドとノリノリな角谷さんのお話を聞いていて、何だか分からないけど涙が出てきた。
    • 「これを聴きにきたんだよ!」という感情だったんだと思う。
  • スクラムフェス札幌2020の島田さんのトーク は見ないといけないな、と思った。
  • 書籍「Tidy First?」や「エクストリームプログラミング」を読んでみたくなった。
  • 色んなもの(マッドマックスやエブエブ、ちりとてりん)を予習していたおかげで、たくさん楽しめた。
  • やっぱり頭がぐにゃぐにゃするところもあって、頭の体操だなと思った。
  • ふるさと(概念)について知りたいと思った。
  • 「恵庭なう」で言及してもらってビックリした。島田さんの解説で完全理解できて良かった。
    • カーゴカルトだったのか!ってツイートしてたけど、カーゴカルトを分かっていなかった。
    • 意味も分からず良いものらしいからご利益がありそうって感じでやってたってことかな。これからは意味を理解した上で実践できる!

以下は、後からスライドを読み返してみて、感じたことです。

  • 高橋さんの自由なソフトウェアの説明も、「意味の希薄化」に対抗する実践だったかも。
  • スクラムフェス札幌2020のスライドを見て、私ももっとうまくやれるようになりたいと思った。
    • 特に「人ではなくプロセスをリードする」の部分ができるようになりたいと感じた。
    • 「スーパーエンジニアへの道」も「エラスティックリーダーシップ」も積んであるので、読みたい。
    • 感情を意識するの部分は、角谷さんの日報テンプレートのおかげでエクササイズを積んでこられていると思えたけれど、そこからプロセスを修復し続けるのはあまりできてなさそうに感じた。
  • えにしテックが生まれた経緯やこれまでのエクササイズについて知ることができて、だからこそ、こうやって15年という節目を一緒にお祝いしようと多くの方々が駆けつけてくるような場になったんだな、ということが少し理解できた。
  • 「ふるさと」で自分が自分らしく「いきいき」と暮らしていけるというのは、すごく嬉しいことだし、永和さんにも同じものを感じるし、そういうのが増えていくといいな(?)と思った。ソフトウェア開発だからこそ実践できている部分もあるように思うけれど、広げていけるといいなぁ。*3

大場さんの講演

島田さんからの大場さんの紹介の中で「クリアコード先輩と永和システムマネジメント先輩と万葉先輩」という話があり、少し先を行く先輩の存在はすごく心強いだろうなぁとお聞きしていました。大場さんからは島田さんのことを「太陽であり電池」と紹介されていて、個人的にもつながりが深い様子が感じられて、その表現が面白かったです。

あんまり写真を撮れてなくてツイートも残ってないので、記憶に頼るしかないのですが、 スライドが分かりやすいのとお話に引き込まれる感じで、「なるほど〜!」「分かる〜」と頷きながらお話を聞いていた記憶です。

大場さんと島田さん

speakerdeck.com

お話をお聞きしていく中で、万葉さんの会社の歩みやえにしテックさんとの関わりが伝わってきて、 会社経営や組織をうまくやることの大変さ、その試行錯誤の過程を知ることができて、とても興味深かったです。 色んな失敗もありつつ、そこから学び、組織やプロセスを変化させていくのがとても素敵だなと思ったし、その経験や知見をこうやって惜しみなくオープンに共有してもらえることがありがたいなあとも思いました。先輩からのエールという感じがしました。

自分自身、つい簡単に会社や組織への不満をもらしがちだけど、こうやって組織をつくる側の人々がいろいろと悩み苦労しながらやってくれていることに興味を持ったり、自分自身も同じように自分からその環境をよりよくするための行動をやっていけるといいなぁと思えました。

その他、感じたこと考えたことを以下にメモしておきます。

  • 色んな形の組織があることを知って、どんな形があるのか、もっと知りたいと思った。
  • ソフトウェアは人が人のためにつくるものだから、人が集まった時に作られる組織のパターンを知ることは、ソフトウェア開発にも活かせるような気がした。
  • ラクラシー的な組織というのがまだどういうものか理解できてはいないけれど、ちゃんと運用するのは難しそうでも、メンバーとしてやっていくのはとてもやりやすそうに感じた。
  • 「自分たち(経営者)も変わる」と言ってらっしゃるのが信頼できるというか、とても素敵だなと思った。
  • 「一緒にごはんを食べてたのしいと感じる」=「ふるさと」が同じってこと?
  • 「自分でないものになることはできない。たのしいことに向かって進む」=「いきいき」ってこと??

平鍋さんの講演

島田さんからの平鍋さんの紹介では、「すごい距離が近くなったと思ったら、どっか行っちゃって、また突然出てくる」みたいなお話がありました。 どういうこと?と思いましたが、色んなお話を聞くなかで何となく分かったような気もしないでもないです。

平鍋さんのスライドは公開されていないようなので、写真が撮れた範囲と記憶の範囲で文字化してみます。
といっても、すごくライブ感のある講演だったので、文字化するのはとても難しそうです。

平鍋さんと島田さん

タイトル

「えにしテックと私、15年」

自己紹介

平鍋健児

アジャイル宣言日本語訳」は強い! 「熱中するのが得意」と仰っていて、いい表現だなぁと思ったのと、数学にも熱中して教科書の翻訳もされていて凄いな!と思った記憶です。

(平鍋さんと島田さんの出会いとコミュニティ)

「JavaFesta2007」「平鍋さんとアツく語る会」「Agile Japan 2011」の札幌サテライトのお話
スクラムフェス札幌2020 島田さん基調講演のお話 など

平鍋さんとの出会いがキッカケで色々あった結果、「アジャイル札幌」も生まれたということを知りました。
JavaFestaで平鍋さんがカッとなってRuby札幌の人たちについて言及したという話がとても良かったです。 また、「Agile Japan 2011」の時の?自己紹介のマインドマップの紹介があって、記録として残っているのがいいなぁと思いました。

(島田さんへの質問コーナー)

  • Agile, Ruby, Archiitecture, 3つの視点をお持ちですね?」
  • 「仕事はどんな視点で選んでいますか?」
  • 「札幌、福井、東京、日本」
  • 「年号に出てきそうな名前」
  • 「会社を大きくしたいですか?」

ライブ感がすごくてメモも取っていなかったため、かなり記憶から抜け落ちてしまっていますが、 島田さんの人柄や考え方が平鍋さんとの掛け合いの中で浮き彫りにされていく感じがとても良かったです。

個人的には特に「Agile, Ruby, Archiitecture, 3つの視点をお持ちですね?」の質問が印象に残っていて、 別々に興味があるというより、「上手くなりたい」「理解したい」という思いがベースにあるから、全てつながっているというようなお話だった記憶で、 それぞれの分野に詳しいから本を書いていらっしゃるものだと思い込んでいたけれど、もっと上手くなりたいからだとお聞きして、ハッとするものがありました。

最後の方で、koicさんの言葉として「アジャイルは人に根ざしているからじっくりゆっくり変化」を紹介してくださって、「じっくりゆっくり」でも変化していければいいのか〜と少しホッとしたような気持ちでした。

全般的に、平鍋さんが島田さんをインタビューするような形になっていて、「島田さんのことを知りたいな」と思っていた私としては、色んなお話が聞けてとても嬉しかったし、 他の御三方と同様に、お二人がお話されている様子からその関係性も窺い知ることができて、とても良かったです。

以前、平鍋さんがどこかのイベントで、今後の人生で取り組みたいこと(ソフトウェア開発じゃない何か)を探している、というようなことを仰っていた記憶で(記憶違いだったらすみません)、今、平鍋さんが人生として取り組みたいと考えていることはどんなことなのか?にも興味があり、お聞きしてみれば良かったなと反省しました。
こういう後悔をしないためにも、人間関係のエクササイズは大事そうだなと思うので、シュッとやっていけるようになりたいです。

人々との交流(exercises)の中から感じたこと、学んだこと

アフターパーティ会場とメニュー

アフターパーティやその後の二次会、三次会、四次会?で、色んな方々とお話しすることができて、とても楽しく嬉しかったです。
もっと色んな方とお話すれば良かった、という反省はありつつも、普段は人の話を聞くことが多くなりがちな私も、今回は色んな方が話を引き出してくださったり、普段より深い交流ができたような気がしていて、すごい場だったなぁと思います。これが「えにしテック」らしさなのかもしれません。

大場さん

大場さんとは、それこそ15年前くらいに あるプロジェクトでご一緒していたことがあり、とはいえ、大場さんは開発チームで私はサポート担当で、その当時開発チームとサポートとの距離は結構あって、あまり関わることはない状態でした。でも、開発チームの皆さんがガラス張りのプロジェクトルームでワイワイ楽しそうにされていたのをすごく覚えています。
出産を機に自分のキャリアを見直した時、残り短い仕事人生、本当に自分のやりたいことをやりたいと思い立って、「開発をやりたい」「Rubyに触れてみたい」と思えたのは、大場さんを始め楽しそうに開発されている皆さんの姿が大きかったです。*4
その後、紆余曲折ありつつフィヨブーに辿り着いて、Ruby関連のイベントに参加するようになってから、時々大場さんをお見かけしてご挨拶したりもしていたのですが、Rubyに興味を持ってコミュニティに入ってみるきっかけや勇気をもらった大場さんにちゃんと感謝の気持ちを伝えたいなと思いながら中々できていませんでした。アフターパーティの時にたまたま同じテーブルだったので、(角谷さんの後押しもあって)感謝の気持ちを伝えることができて、すごく嬉しかったです。伝えられて良かったという気持ちと、思いがけず大場さんもすごく喜んでくださって、それがまたさらに最高に嬉しかったです。
夢のようなチームの外から羨ましく眺めるだけだった自分が、今は一歩踏み込んで、下手くそながら楽しめているのは、皆さんが本当に楽しそうに開発されていたから。*5 私もそういう風に楽しく開発していけるように、1つ1つ実践を積み重ねていきたいと思います。

juneboku さん

RubyKaigi 2024のヘルパー記事へのフィードバックとして、角谷さんから「juneboku さんと話してみると良いのでは?」と言ってもらって、三次会くらいの席でjunebokuさんと色々お話しさせていただくことができました。 まずは、自分の記事を隣で読んでもらって、「壇上に上がった時が最高潮だろうと事前に思っていたというのが面白いですね」とフィードバックいただいて、その後、junebokuさんが経験したこれまでのRubyKaigiやRubyコミュニティでのアレコレについてお話ししていただきました。 学生の頃から関わっていたこと、札幌RubyKaigi のことやヘルパーではないのに朝会に参加したり配信したりしていたこと、アンチボッチの企画のこと等、junebokuさんが楽しんで関わってこられたこと、そのお話のそれぞれをお聞きできて、何というかとても嬉しかったです。

お話の中で特に印象に残っているのは、コミュニケーションをデザインすることやCarpenter and Gardenerのお話です。 高井さんの「懇親会のデザイン」に魅せられて、コミュニケーションをデザインすることに興味を持って、junbokuさんも色々やってこられたということでした。 アンチボッチの取り組みについては、確か Shibuya.rb RubyKaigi 2023 前夜祭 @GMO Yours・フクラス - connpass でお聞きして、すごくいいなぁと思った記憶があります。 RubyKaigiという体験を経て - #june29jp の記事にその取り組みが色々まとまっていて、後から読んでみて改めて凄いな〜となりました。 ここからすると私がヘルパーとしてやっていたことは、オーガナイザーの皆さんに用意してもらった場所で精一杯がんばりました、レベルかなぁと。 「もっとはみ出していいんだよ」と教えてもらったような気持ちです。今の自分にできることには限りはありますが、何かしらの変化を生み出せるような関わり方ができるといいのかなと思いました。

CarpenterとGardenerについては、どの話の流れで出てきたのか失念してしまったのですが、子供の教育についても課題を感じていたので、もっと知りたいと思いました。 紹介してもらった本を入手して、まだじっくりとは読めていないですが、こちらも糧にしていけたらいいなと思っています。 親は「Carpenter(木工職人)」ではなく「Gardener(庭師)」であるということ、つまり、子供を決まった形の大人に育てようとしても思い通りにはいかず、植物を育てて庭をつくるように子育てするのが自然だ、というようなお話のようです。これから読み進めるのが楽しみです。

www.morikita.co.jp

コミュニケーションデザインやCarpenterとGardenerのどちらのお話にしても、お仕事だけでなくプライベートや夫婦間でも自然に取り入れているお話をお聞きできて、 私は中々そういう風にできていないので、上手く取り入れられるようにやっていきたいなと思いました。

他にもたくさん

その他にもたくさんの方々とお話しすることができて、ここに書くと長くなってしまうのでメモに留めますが、 考えたり変化するためのキッカケをたくさんもらいました。皆さん本当にありがとうございました!

  • フィヨブーの仲間たち LEFさん、maimuさん、fukuroqさんと直接会ってお話しできて、嬉しかった。
  • えもりさんやぷぽさん達とパーティ前にお先に乾杯できて嬉しかった。お店を出たところを激写されていて、面白かった。
  • Rubyに出会ったキッカケを島田さんやこばじゅんさんにお聞きできて、嬉しかった。
  • うなすけさんが色々なことをされている、そのモチベーション的なところをしおいさんと一緒にお聞きできて、嬉しかった。
  • ogijunさんや平田さんなど一方的に知っていてちゃんとお話しできてなかった方々ともお話しできて、嬉しかった。
  • はるさんやいまづさんなど、初めましてな方々とも色々お話しできて、嬉しかった!
  • やんちゃクラブひとり洞爺湖サミット - YouTubeでやんちゃさんの感想を聞くことで、講演内容をより理解できた。感謝!

観光

カンファレンスやその後の交流も楽しかったですが、初めての北海道ということで、少しでも観光ができて良かったです。 基本インドア派なので、一人だとそんなにアクティブに動けないんですが、キーボードという相棒のおかげで、たくさん観光できました。
イベント会場を間違えていたり、方向を間違ったり、トラブルもあり大変でしたが、お時間の限り満喫できました!
観光で撮った写真を思い出として残しておきます。

ホテルから赤れんが庁舎へ

フラワーカーペット

時計台

時計台の野草園

大通公園セイコーマートテレビ塔

#enishitecheffect

今回の#enishitecheffectはこんな感じです。

また、これは#enishitecheffectと言えるか分からないですが、帰宅後に子供の漢字学習のための本が届いていて、 漢字の成り立ちがとても面白くて、夢中になって読み込んでしまいました。漢字には教えや祈りのようなものがこもっているんだなと気付かされました。

www.tarojiro.co.jp

紹介したい漢字がたくさんありますが、えにしテックつながりで特に「おぉ!」となったのは以下の辺りでしょうか。

  • 「郷」:祭りの後の宴会の様子。ごちそうの入った器をはさんで二人の人が座っている。*6
  • 「誌」:志は目指すところへ進もうとする気持ち、行きたい方向を心にしるす。言偏がつくと言葉を書きしるすこと。*7
  • 「仁」:人がざぶとんに座っている形。ゆったりと和んでいる。誰かが「どうぞ」とざぶとんを勧めた。転じて、おもいやり。*8
  • 「尊」:酒樽を手で捧げ持つ。とうとい!!!
  • 「訪」:神様や長老たちにおたずねする(聞く)こと。もっと色々おたずねすればよかった!

今後に向けて

えにしテックカンファレンスに参加した後に自分の中に立ち上がってきた感情として、大きなポジティブな気持ちとこれまでもボンヤリと感じていたモヤモヤとした気持ちが両方あったように思います。
ポジティブな気持ちとしては、上記にも書いてきたように色んな人からたくさんの気づきをもらったり、たくさんの人との交流それ自身がとっても楽しかったりして、「たのしかった!」「このまま楽しんでやっていこう!」というもの。特に、角谷さんのお話にあった「人間関係のエクササイズ」をもっとやれるといいなぁと感じて、ついつい身構えてしまいがちなので、「いっちにーさんしー」のエクササイズ感でやっていきたいなぁと思いました。
「おーい、磯野、野球やろうぜ」の精神*9 があるフィヨブーでなら、とてもやりやすいはずなので、やっていきたいです。
ネガティブな気持ちとしては、「楽しむだけではダメかも?」とか「イベントに参加してばかりでコードを書いたり成果を出せていないのでは?」みたいに自分自身に対して感じてしまうことがあり、フィヨブーの学習をなかなか進められていない焦りもあったりで、モヤモヤしていたのですが、これは多分コードを書くことでしか自分としては解決できないような気がするので、「たのしめばいいんだ!」って思えるように、日々コードやその先の人に向き合うことをちゃんと実践して進めていきたいと思います。

Rubyのしくみの本にサインもいただいたので、積んだままにしておかないで、ちゃんと読むぞ〜!

Rubyのしくみ」にサインいただいた!

今回「自分以外にはなれない」のだとも教わったので、自分に変に期待しすぎないように上手く活かせるように、そして「いきいき」過ごしていけるように、コードを書きつつ人間関係のエクササイズをし、よいものをつくっていけるように、自分自身ゆっくり変化させながら、引き続き、楽しんでやっていきたいです。

最後に改めて、えにしテックさん、おめでとうございました。
そして、本当に素敵な体験をさせてもらいました。ありがとうございました!!!

*1:RubyKaigiの楽屋LTが途中だった心残りもあった

*2:日報タイトルは「JavaScript入門(After角谷トーク)」でした。

*3:個人的に、ふるさとの近くに帰りたいけれど、夫のお仕事関連で難しいということもあり。ふるさとに戻る選択肢を取れるようにしたい。

*4:私の「オリジン」がこの辺りにあるんだと思う。

*5:RubyKaigiになると開発チームが全員「RubyKaigiなので!」と颯爽といなくなるのは本当にビックリしたけどカッコよくて、「なんか分からんけどスゴい!」と思ってました。

*6:ふるさとが同じ人は一緒にご飯を食べられるので仲間になれるってこと?

*7:「志」は"the Stars Be with You"ってこと?「誌」はこの日記?

*8:平鍋さんに敷物を勧めていただいた。おもいやり!ありがとうございました!

*9:参考:スクールをやっているけど教えるのが好きなわけじゃない - komagataのブログ

RubyKaigi 2024 を思いっきり楽しんだら、やりたいことが少しだけ見えてきた。

はじめに

「RubyKaigi 2024、最高に楽しかった!!!」
まとめるとそういうことなのですが、「WEB日記を書くまでがRubyKaigi」*1 ということで、そろそろちゃんと終わらせたいと思います。また長くなりそうですが、やっていきます。

自己紹介

フィヨルドブートキャンプ(以降フィヨブー)で学習中の asya81(かわかみ)*2 です。
in-personでの RubyKaigi 参加は、2022の津が初めてで今回は3回目でした。Helperとしては 2回目の参加です。
普段は、SIerでSEとしてお仕事をしています。入社して10年くらいは自社サービスのサポートを担当していましたが、出産を機にキャリアを見直し「開発やりたいです!」と言い続けた結果、運良く5年くらい前から少しずつ開発の方にも携わらせてもらっています。
分からないことばかりなので、フィヨルドブートキャンプで学習しながら、「もっとコードを書きたい、書けるようになりたい...!」というのが今の私です。

この記事の内容

この記事は、RubyKaigi 2024 の思い出の記録です。
Helper として経験したことも含めているので、Helper ってどんなんだろう?と興味を持っている方の参考にもなるといいなと思います。また、RubyFriendsの皆さまと楽しかった思い出を共有できたら嬉しいです。

RubyKaigi 2024 に参加を決めた理由

初めて参加した RubyKaigi(津)も、Helperとして参加した前回のRubyKaigi(松本)も、RubyRubyistのための最高に楽しいお祭りだったので、参加しないという選択肢はありませんでした。さらに今年は沖縄での開催ということで、家族も引き連れて行くぞ〜!となり、そのためにお仕事を諸々調整して、無事参加できることになりました。良かった!!!
長めの休暇をもらうため 4月はお仕事が結構大変でしたが、沖縄でテレワークすることで滞在期間を延ばせたり、柔軟な働き方ができて有り難かったです。

家族旅行の思い出は、しずかなインターネットの方に載せてます。Day -5 ~ Day -2まで。楽しかった! sizu.me

Helperとして参加を決めた理由

今回 RubyKaigi に参加することには迷いはなかったのですが、Helper として参加するかどうかは正直迷いました。
体力的に大丈夫かな?という不安もありましたし、一般参加者として純粋に RubyKaigi を楽しむことにも惹かれました。
でも、Helperとして参加しなかったら物足りなく感じるかもしれないし、何より前回やり残した思いもあったため、Helper募集の案内を見た時には、迷いなくHelperとして参加しようと心が決まりました。

今回の目標、楽しみにしていたこと

Helper としての目標

前回のHelper参加の反省も込めて、以下のような思いを持って臨みました。

  • 最高の RubyKaigi をつくるために、自分ができることをやること
  • 自分自身も RubyKaigi をたのしむこと(力みすぎないこと)
  • 前回のクロージングで壇上に上がった時に感じた思いの正体を探ってみること

個人の目標

  • コミッターやスピーカーの皆さまに感謝の気持ちを伝えること
  • 普段交流できない人たちと交流すること
  • 恐れずに英語を使うこと

やはりせっかく RubyKaigi に行くならば、そこでしか会えない人と交流したり、コミッターやスピーカーの方々に一言でもいいから感謝の気持ちや感想などを伝えたいなと思いました。そのためには英語は欠かせないので、怖がらずに話すことをやっていきたいなと思っていました。これは私が考えたというよりは、先輩たちからのありがたい教えがあってのことです。

楽しみにしていたこと

  • 沖縄!!!
  • キーボード
  • authors にサインをもらうこと

何と言っても沖縄!ということで 青い空、青い海、南国の空気、おいしい食べ物、RubyFriendsとの観光...が楽しみでした。 また、自作キーボードに魅入られてしまっているので、キーボード界隈の交流を楽しみにしていましたし、今回 Authors.rb があるとは思っていませんでしたが、前回の体験が良かったのでサインをもらいたい本を厳選して持ち込み、author の方々からサインをもらうことを楽しみにしていました。
キーボードと本で若干、旅の荷物が増えたのもいい思い出です。

Helperとしての RubyKaigi 2024

やったこと

Helperといっても、受付、ノベルティ、誘導、同時通訳レシーバー等々、様々な担当があり、事前に何を担当するかが決められます。
私は前回同様、受付を担当し、以下のようなことを実施しました。

  • Day0 会場設営(受付/スポンサーブース)、プレチェックイン
  • Day1 受付(皆さまをお出迎え、名札/スタンプラリー台紙お渡し、ストラップ案内/補充、忘れ物対応)
  • Day2 受付(上記に加えて、スタンプラリーの景品/エクストラ台紙お渡し)
  • Day3 受付(上記に加えて、皆さまをお見送り)、撤収作業(ゴミ捨て、原状回復)

担当する内容については、当日事前に説明いただいたり、分からないことについてはオーガナイザーの方々やイベント会社の運営管理の方にお聞きして対応することができたので、安心でした。特に、前回同様 cobachieさんがHelperチームのリーダーだったので、大変心強かったです。

作業内容としては、会場設営や撤収作業等、体力仕事も多いですが、特に受付は Rubyist の皆さまをお出迎えする場所なので、「ようこそ〜!」「楽しんで!」というような雰囲気や気持ちも大切にしています。

そういうのもあって今回はお出迎えする気持ちを高めるアイテムとして、藤の花のイヤリングを身につけていました。 和紙で作られている藤の花なので日本らしさがあっていいなと思ったのと、藤の花言葉に「歓迎(Welcome)」という意味もあることを知って、これだ〜と即決したのでした。

受付の皆さん和紙でできた藤の花のイヤリング
左)プレチェックイン前の受付の皆さん 右)藤の花のイヤリング

皆さんお一人お一人を笑顔でお出迎えする気持ちで受付していました。会期中に「ハイサーイ!」が上手になったように思います 🌺

Day1 開場直後の受付(受付スタッフは皆拍手をしている)
Day1 開場直後の受付(拍手でお出迎えする様子)

よかったこと

  1. Day0 から参加できた
  2. プレチェックインが大成功だった
  3. トランシーバーへの恐怖心を克服した
  4. 英語への苦手意識が薄れた
  5. 楽屋トークが楽しかった

1 前回はDay1当日からHelperとして参加したため分からないことも多かったのですが、その反省も踏まえて今回はDay 0から参加したため、会場の全体像を何となく把握したり、心の準備ができた上でDay1に臨むことができたので、良かったです。

2 今回は会場の開場時間が遅いという都合もあり、Day 0にプレチェックインを実施しました。おかげさまで約500名の方に事前にチェックインしていただき、Day1の朝に大きな混雑や混乱が発生することなく、スムーズに入場していただくことができました。ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました!
(そのおかげもあって、ぺんさんの最高のKeynoteを拝聴することができて、最高に幸せでした!!!)

3 スタッフは全員トランシーバーをつけて、それぞれの進行状況の報告や依頼、相談等のやり取りをしています。私は前回、トランシーバーに慣れなさすぎて上手く発言できなかったり、若干恐怖を感じるくらいだったのですが、今回は毎朝スタッフ同士で通話のテストをして臨んでいたため、そこまで怖がることなく扱うことができるようになりました。やったね!
トランシーバーがあるおかげで、それぞれの持ち場で皆真剣にやっている空気感が伝わってきて、トランシーバー越しに「RubyKaigi にお客さんはいない」というフレーズを聞いた時、心が震えて泣きそうになりました。*3

4 前回の個人的な反省として英語がダメだったな〜というのもあり、引き続きDuolingoやELSA Speakでの英語学習を進めていました。英語力はそれほど変わっていないかもしれないですが、英語で話すぞ!という気持ちは前回より大きかったので、それが良かったのか、受付でも前回より英語で何とかコミュニケーションができるようになっていました。上手く聞き取れなかった場合はこちらから聞き返すと平易な英語で言い直してくださったり、自分が理解した内容を英語で再確認したりすることで意思疎通できて、英語での交流へのハードルがグッと下がりました。協力してくださった皆さんに感謝したいです。

5 前回は緊張していたりもあってあまり楽屋トークはできなかったですが、今回はお弁当を食べながらスタッフの皆さんとおしゃべりしたりする時間があって、とても嬉しかったです。
個人的に特に印象に残っているのは、楽屋で角谷さんがなおとさんをキーボード沼へお誘いしているところに遭遇したり(後述)、高橋さんがWEB+DB PRESS創刊22.9周年パーティ の講演内容を再演してくださるという熱い場面に遭遇したり*4、これは Helper やっていて良かったな〜と思った瞬間でした。

反省点

  1. 聴きたいセッションを聴きすぎたかも(他のHelperと偏りが発生していそう)
  2. コミッターの方々の顔を把握しきれてなかった
  3. ちょっと夜更かししすぎて辛かった

1 前回は力が入りすぎていて自分自身が楽しむ余裕があまりなく反省した結果、今回は逆にちょっとセッションを聴きすぎたかもしれないなと反省する結果になりました。ただそれだけ今年は(今年も)聴きたくなるセッションばかりで、同じ時間帯で聴きたいものも多く、あぁ自分が複数人いれば!と思う日々でした。
この辺りは、どうするのが正解なのかまだよく分かりません。もちろんセッションをライブで聴けるのが最高ですが、例えライブで体験できなくても廊下やイベントでの交流を通して学べることもあると思うので、そういった部分も含めて考えるといいのかもとも思えます。ただこれもご縁なので、いい巡り合わせがあるといいなぁという気持ちです。

2 受付で名札をお渡しする際、コミッターやスピーカーの方にはそれぞれの色のかりゆしウェアをお渡ししていたのですが、コミッターの方々のお顔が分からないこともたまにあり、これはいけない!と反省しました。Rubyistとして、また受付担当として、推しを特定できないなんて...これは完全にダメでした。
これを機にコミッター一覧(顔写真付き)を作りたい気持ちです。

3 これは本当に反省なのですが、夜の懇親やイベントが良すぎて夜遅くまで楽しんでしまった結果(詳細は後述)、日を追うごとに体力的に厳しい状態になりました。Helperのお仕事自体には影響はなかった(と思いたい)ですが、さすがにちょっとやりすぎたかもしれないなと反省しました。でも次回同じ状況になったらやっぱり夜更かししてしまう気がするので、体力をつけてそちらでがんばることができないか検討したいです。

今後に向けて

個人的には、反省点はあるものの前回より余裕を持って楽しくHelper できたように感じています。
RubyKaigi のイベントの内容としても前回からの工夫がプラスされていたりして、年々成長していくのが凄いなと感じましたし、自分自身もHelperとして精一杯やれることはやれたかなと思います。
もう一つの目標として、「前回のクロージングで壇上に上がった時に感じた思いの正体を探ってみること」を挙げていました。

(前回のRubyKaigiのブログ記事) asya81.hatenablog.com

Helperとして参加してみて、クロージングの時に壇上に上がったら、きっとものすごく感動するだろうなと思っていました。 もちろん素敵なチームの皆様と一緒にRubyKaigiに関わることができて、壇上に立てたことは素直に嬉しく、この上ない喜びでした。

けれど、アワアワしているうちに「え?もう終わっちゃうの?」という感じで、思っていた感動とはちょっと違っていました。

この辺りの感情はまだ自分でもうまく表現できなくて、よく分かっていないのですが、
おそらく、やり残した感覚というか、もっとやれたかも?という気持ちがあったのかもしれないです。

次があれば、もっといい感じにやっていきたいです。


前回は「クロージングで壇上に上がった時がきっと最高潮だろう、達成感を感じる瞬間に違いない。」と自分自身で予想していたんだと思います。 けれど、そうではなかったので肩透かしを食らったような気持ちだったのかもしれないなと今となっては思います。

その気持ちを思い出しながら、今回はどうなるかな?と自分自身の心の動きを観察していました。 結論から言うと、今回は壇上に上がる前、松田さんがクロージングのお話をしている間、会場にびっしり座っている Rubyist の方々を見渡して、ここにいる一人一人の方、 それぞれの RubyKaigi があったんだなぁとしみじみ感じていて、そこが私の中でグッときた最高潮の瞬間でした。

その後、壇上に上がって、Rubyistの皆さんから拍手をもらったり、スタッフの皆さんとワイワイ写真を取り合ったりするのもやはり誇らしく嬉しい瞬間ではあったけれど、 そこが最高潮ではないのは、RubyKaigi の完成品がないからなのかも?と思ったりしました。ここでリリース完了!という感じでもなく、それまでに様々な最高の瞬間があって、 この後もアフターパーティ等々まだ少し続くし、さらにはまた来年に向けてやっていくぞという思いも去来したりして、そういうのが相まって「わっしょ〜い!(やりきった〜!)」とはならないのかなと感じました。

ん〜、やっぱりちょっと違うかも。RubyKaigi の主役は RubyRubyist だと感じているので、それぞれが輝いている瞬間がやっぱり一番嬉しいってことなのかもしれないです。 Rubyist の皆さんがワイワイ楽しんでいる様子に触れるとHelperやっていて良かったな〜という気持ちになれるし、何か新しいことが生まれたりしている様子にワクワクしたりしていました。 またそういう瞬間を味わえるように、私自身もっとRubyと仲良くなりたいなと思います。

さらに、クロージング中は会場にいる皆さんのことしか頭になかったけれど、実際は外でブースの後片付けをしていたスポンサーの方々や、あるいは、現地に参加したくても参加できなかった皆さん、 あえて参加しないことを決めた皆さんもいらっしゃることに思いを馳せて、そういうことを想像できるようにしたいと思ったりもしました。
私も自分自身の人生があるし、その段階や状況によっては、また来年参加できるか分からないなと感じました(子供の中学受験もあるし)。 ただ、この先も「Rubyと共に」の人生だったら幸せだなと思うので、また RubyKaigi に現地参加できるように、それまでの日々を何かしら繋いでいきたいです。

私の RubyKaigi 2024

ここからは、どちらかというと「いち参加者」「いちDIY Keyboard enthusiast」としての記録です。

受付

受付については既に記載済みですが、Day0 のプレチェックインが良かったですね。
会場の都合で例年より受付開始時刻やセッションの開始時刻が30分程遅いスケジュールになっていました。

名札、バッジ

今回はストラップの色で写真撮影OK/NGが判別できるようになっていました。ストラップは英語でlanyardと呼ぶらしいというのが今回の学びです。
写真に写り込みたくない方が会期中を安心して過ごせる素晴らしい取り組みだなと思いました。お互い確認し合わなくても意思表示しておけるというのがいいですね。

黄色と白色のストラップ(写真OK/NGの案内あり)
ストラップ(lanyards)

名札がひっくり返らないように今回は2点吊りとなっていて、評判も良かったようです。 ただ、ケースの方はピタッとくっついていて入れづらい問題があったので、これは次回見直されるようです。 年々、モノやしくみがよりよくアップデートされていくことに感動していました。

かわかみと書かれた名札。黄色ストラップ、右上に自アイコンの缶バッチつき
今年の名札

Tシャツやノベルティ

今回はTシャツではなく、かりゆしウェア!沖縄っぽくて、着心地も良くて最高。島ぞうりも沖縄気分を盛り上げてくれて、オフィシャルパーティの会場にもピッタリで最高でした。 前回は初日にノベルティ周りで混雑してしまっていましたが、今回はDay 1のおやつタイムに配布開始だったため比較的スムーズだったように思います。

赤いかりゆしウェア赤い島ぞうりRubyKaigi 2024のステッカー2種類
かりゆしウェア島ぞうり、ステッカー

かりゆしウェア島ぞうりは実は若干数余ったので、欲しい方に持って帰ってもらっていました。
私も小さいサイズのかりゆしウェアを記念にいただいて帰りました。これで、子供と一緒に RubyKaigi ごっこができます!!! (緑と赤しかないので、受付ごっごくらいしかできなさそうですが)

赤いかりゆしウェアを着た恐竜がピースしている
かりゆしウェアを着る息子氏

セッション

Helper をしつつどこまで聴けるか分からなかったし、聴きたいお話がたくさんあって、かなり悩みました。
結果的に、体力が一番あって聴きたいセッションが多かった Day1 はたくさん聴いて、Day2やDay3は控えめになりました。 それでもHelperしながら全部で8セッションくらい聴かせてもらえて良かったです。ちょっと聴きすぎたかもしれないなの気持ちは前述の通りです。

Day1: ぺんさんのキーノート

drive.google.com

最高で圧倒的なキーノートでした。ご本人にもキーノートを聞いた直後と事後勉強会の時にお伝えしたのですが、最高にクールで熱くて本当に最高すぎました。 私の理解度や日本語能力の問題でうまく表現できないのですが、その凄さをがんばって言葉にしてみます。

キーノートがぺんさん!とお聞きした時点でこれは相当スゴいものが来そうだな?と予感はしていましたが、想像以上というかこんなの想像できるわけもないという感じで、これぞ RubyKaigi というものを初っ端にガツンと味わうことができて、何にも分からないのにめちゃめちゃ興奮しましたし楽しめました。

キーノート開始前のぺんさんタイトルself trick???6つもあるの?
壇上のぺんさん

最初の導入の部分で、TRICK 2022で金賞を取った時の例の金魚鉢のやつを説明いただいて、初めて参加した RubyKaigi で度肝を抜かれたのを思い出しました。 やっていることの技術的な難易度もめちゃめちゃ高そうなのに、それでいて美しいというのが信じられない。まさに芸術。

そして、普段ぺんさんが親しまれている Weird Codeの紹介。日常的に奇妙なコードを楽しんでいるから、こういうことができるようになるのかな?と感じました。
からの、突然始まった「Self TRICK 2024」(!)しかも、いきなり6つ登場することが分かって、ヤバいな?となったのも束の間、次々とスゴい作品たちが登場します。

Self TRICK 2024Most FreshMost EternalSelf TRICK 2024(6つもあった)
Self TRICK 2024が始まった!

最初の方は、「ほー!」「すごーい!」と感動していたのですが、段々とその圧倒的なパワーに「ぽかーん」としてしまっていた自分がいました。

6つの作品どれも素晴らしかったのですが、個人的に特に印象に残っているのは、「Most Fresh」と「Most Eternal」です。
Most Fresh」は国際通りのディスプレイに表示された広告のインパクトも凄かったけれど、RubyKaigi 直前にクリエイティブコーディングに入門していたので、シークワーサーやゴーヤーを描くことのイメージが何となくついたのが嬉しかったからというのが大きそうです。スライドを見ながら実際に動かしてみたいなと思いました。

そして「Most Eternal」のミンサー織に込められた思いにじーんと来てしまいました。いつの世までも、繋いでいきたい。 そして、ぺんさんみたいに奇妙なコードを楽しめるようになってみたいです。

Let's Have Fun!のスライドと一緒に片手をグッと上げるぺんさん
Let's Have Fun!


Day1: 金子さん

speakerdeck.com

昨年の RubyKaigi でもHelperをしていて、金子さんのセッションを聴けなかったことを後悔していたので、今回は絶対行くぞ!と聴きに行きました。
最初にParserのgrand strategy についてお話しいただいて、長期的に目指すところとそこにどんな課題があってこれまでどう取り組んできたのかの説明があったので、詳しい内容についてはまだ全然ついていけないですが、Rubyをより良く使いやすくメンテナンスしやすくするために、高い志を持って皆さん難題を倒しに行っているのだなというのが伝わってきて、ただただスゴいなぁと感動していました。

The parse monster, 金子さん!!!

金子さんはいつも楽しそうにお話しするので、私も Parser って楽しいんだろうなぁと思ってお聴きしていました。そのお話しぶりから一緒にやりたい人が集まってきて仲間が増えていくのも、自然に感じました。仲間が集まってきて一緒に戦って課題が少しずつクリアされていくのがすごく良くて、今後を期待してしまう力強いパーティーだなぁと思いました。
ムーミンの登場人物のセリフがちょこちょこ出てきていて気になっていたのですがトーク中に読む余裕はなく、スライド公開後に拝見したらムーミンが読みたくなりました。最後の ”心の繋がった仲間こそ、ルビーにも勝る美しいルビーさ” がやっぱり良かったです。


Day1: ima1zumi さん

speakerdeck.com

フィヨブーの先輩ということもあり、文字コードへの愛やIRBとRelineのコミッターとして精力的に活動されている様子を拝見していて、自分にとって身近で尊敬している Rubyistの先輩という感じです。ima1zumi さんの活動に勇気をもらっているし、今回もどんなトークをされるのか楽しみにしていました。

タイトルスライドKaigi-ishな画面カーソル移動のデモをしているところ大画面に映し出されるima1zumiさんと本体
Reline について語る ima1zumiさん

Relineが何かというのも何も分からない状態でしたが、デモを交えて解説してもらうことで、Relineはコマンドラインエディターと呼ばれる(一般的な用語がないので ima1zumi さんがそう呼ぶことにした?)ものの1つで、それがあることでターミナルでカーソル移動しようとした時に変な文字が出て動かせない、みたいなことが起きないということが分かりました。Relineすごい。
早速「Most Kaigi-ish」なテーマを使っているところは流石だなと思いました。私も試しに入れてみましたが実際に動くのを見るとテンション上がりますね。

Ruby 2.7からRelineが使われていて、それまで使われていたGNU Readlineと互換性があるけれど、機能面ではGNU Readlineの方が多機能でRelineではまだカバーできてない部分があるということでした。逆にRelineはダイアログ表示や複数行入力に対応していて、Rubyで拡張できるというところに優位性があるようです。 Relineの機能を拡張していくのにあたって、よく利用されているものを調査して対応していく様子が良いなと思いました。Undoを実装していくプロセスを見せてもらって、詳細はやはりまだ理解できないけれども、こうやって機能追加していくのかというのが分かって面白かったです。実際Undoができるようになっていて、スゴいなと思いました。

今後もRelineの機能を追加したり、ドキュメントを充実させていくとのことで、どんな風になっていくのか楽しみです。


Day1: しおいさん

speakerdeck.com

しおいさんも ima1zumiさんと同様、私にとって身近で尊敬している Rubyistの先輩かつ "マブダチ" で、今回はしおいさんの領域であるネットワークに関連する発表だったので、これもまた楽しみにしていました。

スライドタイトルとしおいさん自己紹介スライドとしおいさん
キャー!しおいさん!!!(話に集中していたのか写真があまりなかった...)

発表内容は、2023年度のRuby Association Grant でしおいさんが取り組んでいた「socketライブラリへのHappy Eyeballs Version 2 (RFC8305)の導入」プロジェクトでのアレコレについてでした。しおいさんが何だか難しそうなことを引き継いで挑戦しようとされていることは以前からお聴きしていて、会うたびにその説明をしてもらって分かったような気になっていたのですが、今回の発表で完全に理解した気分です。しおいさんは人に分かりやすく説明するのがとても上手だなぁと毎回思います。

Happy Eyeballs Version2(HEv2) 対応までの流れとして、まずシンプルに作ってみて、そこで発生した問題をフィードバックとして改善していくというのが良いなぁと思いました。 HEv2の状態遷移を理解するために擬似コードを作成してみたということでそのボリュームに圧倒されました。大変そう。でもそこから概要を掴んで、実装していくのがスゴいなぁと思いました。色んなコーナーケースがありそうなのが特に大変そうに感じました。

結果として、Socket.tcpの方のHEv2対応は完了して masterにマージされたとのこと!めでたい!!!
引き続き、TCPSocket.newの方の対応をやっていくとのことで、こちらもがんばってください!応援しています。


Day2: はすみさん

slide.rabbit-shocker.org

実質Rubyなキーボードを見た時*5 から、はすみさんのファンです。PRK FirmwareやPicoRubyに個人的に思い入れがあります。 でも今回は Parser 関連のお話ということで、どんなお話をされるのか興味津々でした。

はすみさんとタイトルスライドはすみさんが移動して見えなくなった瞬間PrismもLramaも使っていくよ!と宣言したスライドLramaが使用するメモリを圧倒的に減らしたスライド
PicoRubyのコンパイラについて語るはすみさん

PicoRubyが対象とするラズパイピコのようなものだと RAM が264KBしかなく、そのためコンパイラも小さくする必要がある、ということでした。 Universal Parserが十分小さくなければ、"universal" とは言えない!というお話には、「確かに」と思いました。そして、PrismもLramaも使うと決めたのが良い話でした。

Prismは十分小さいけど、Lramaが生成したパーサーは桁違いに大きくなっていて、その原因となっているのがruby_init()というCRubyのGCを準備するところなんだけど、それを単純に除去するとSEGVが発生してしまって上手くいかないとのこと。そこで、依存関係を考慮してGCを分離していくことにしたということなんですが、この辺りのお話は今の私にはあまり理解できませんでした。でも、色々な取り組みの結果として、Lramaが生成するパーサーのメモリ使用量が96%も削減した(!)ということで驚きです。
まだ課題は残っているということで、解決のためにはクロスコンパイルとか諸々対応が必要だそうで、今後の取り組みも引き続き応援しております!!!


Day2: sylph01 さん

speakerdeck.com

しるふさんは、RubyKaigi 2022の時の "自キ会議" の時に自作キーボードについて色々と教えてくださって、私がキーボードの世界に足を踏み入れるきっかけになった方です。 その時に、魔王さんのサイトとか色々教えてもらいました。おかげで人生楽しんでいます。ありがとうございます!

発表内容としては、PicoRubyにSSL/TLSを追加するというお話でした。 MicroPythonにできるならPicoRubyにもできるでしょう、ということでその意気込みがいいなと思いました。

タイトルスライドとしるふさんラズパイピコWとしるふさん
キャー! sylph01さん〜!!!(ぼやけた写真しかなかった...)

タイトルコールでASMRのところを囁き声で言っていたのが最高でした。英語がめっちゃ上手というか流暢で、良いテンポでお話しされるので聴き心地が良くて、聴き取れた気持ちになるのが不思議でした(実際はほぼ聴き取れていない)。スライドを読んで理解できた内容を元に感想を書いてみようとしましたが、チョット難しかったです...

理解できないなりにふんわり書いてみます。(違うところがあったら教えてください。)
PicoRubyで暗号機能を使いたい場合、CRubyではOpenSSL gemを使うのが一般的だけれど、PicoRubyではサイズに制限があるのでそのまま使うのは厳しいということでした。ここでもサイズの問題が出てくるんだな、と思いました。そこで、まずは取っ掛かりとしてPicoRubyで動くBase16/64を実装してから、必要な機能としてAESSHA256の実装を追加したようです。

ネットワークの機能については、Pico SDKに元々あるものはそれを使い、不足しているPicoRubyのインターフェースやHTTPの部分を追加で実装されたようです。 これによって、PicoRubyでHTTPSのリクエストを送ることができるようになりました。ネットワーク機能の部分はマージする前にまだ修正が必要な箇所があるようです。 今後の対応としては、ソケットを用いた実装やサーバー機能も検討されていくようです。

総じて、私のネットワーク関連の周辺知識が足りなさすぎて分からないことばかりでしたが、"キーボードがインターネットとつながる"と聴くと何だかワクワクしてきます。 現時点でどんなことができるのかまだ想像できていないですが、何か新しいことが起きそうな予感がします。夢が広がる発表をありがとうございました!


Day2: LT

LTは毎回楽しみにしているものの一つです。今回はぺんさんがドラ係でした。 たくさんのLTがあったのですが、その中で個人的に印象に残っているものをピックアップして感想を書き残しておきます。

chobishiba さん

Enjoy Creative Coding with Ruby (RubyKaigi2024) - Speaker Deck

RubyKaigi前のRails Girls Tokyo, More! でクリエイティブコーディングについて色々と教えてもらって、自分でも初めてクリエイティブコーディングに挑戦できたので、このLTを楽しみにしていました。今回のRubyKaigiのデザインに合わせた"コードでお絵描き"や、自分が楽しむためのコーディングというのがすごくワクワクしました。しかもRubyでできるというのだから最高!

QRコードを読み込んで、それぞれ違うデザインを見せ合えるというお楽しみ要素もクリエイティブコーディングならではという感じで、とても素敵でした。 私は初めてのクリエイティブコーディングで静止画を作ったのですが、次回は動くものを作ってみたいなと思いました。楽しい発表をありがとうございました!


金子さん

Rearchitect Ripper - Speaker Deck

メインの発表の時も早口だな〜って思いつつ聴いていましたが、LTは尋常じゃない早さでした。途中から聞き取るのを諦めていた気がします。 それでも何だか楽しそうにお話ししている金子さんを見ているだけで嬉しくなるし、こちらも何だか楽しくなるから不思議だなぁと思います。ほんとすごい。
「でも僕らにはLramaがあるじゃないですか、そうLramaならね。」みたいな感じのところでいい笑顔をしていたのがすごく記憶に残っています。こんなセリフじゃなかったかもしれないですが、なんかのCMみたいだなぁと思って聴いてました。残り時間あと僅かというところで時間が余ったのでと言って話始めるのも良かったです。いや〜、いいLTでした!


Hachi さん

Drive Your Code ~ Building an RC Car by Writing Only Ruby~ - Speaker Deck

個人的には、一番印象に残っているトークです。PicoRubyやR2P2が既に持っている機能を活用して、ラジコンカーを作ってしまうなんて!素直に感動しました。

PicoRubyでラジコンカー!!!

PicoRubyやPRK Firmwareは、アイディア次第で色んなものを作れるように感じていて、作ったものによってはこれまでとは違う層の人々をRubyコミュニティに引き入れることができるんじゃないかなぁと思っていて、その夢の一端に触れたような気持ちでした。私もラジコンカーを作ってみたいと思いましたし、他にも何か面白いものが作れないか考えてみたいです。

LTの後、freeeさんのスポンサーブースで実際にラジコンカーを触らせてもらったり、その仕組みについて教えていただいたり、さらに今後の展開についても聞かせてもらって、本当に夢が広がるばかりでした。Hachi さん、ありがとうございました!!!


Day3: Ruby Committers and the World

RubyKaigi で一番楽しみにしているコンテンツです。壇上にRubyコミッターの方々が勢揃いして、皆さんが普段どんな感じで Ruby を作っていっているかを垣間見ることができる、たのしい時間です。 今回はLeoさんが司会進行を務めてくださり、色んな議題について話し合いが行われました。

様々な議題がありましたが、今回はRubyの文法について参加者にも挙手制でアンケートを取る等、参加型になっていたのが良かったです。 また、コミッターの方々それぞれ意見が異なっている場合もあって、その議論の様子を伺えたり、議論が白熱しすぎそうになったところで次に進めるLeoさんが名司会でとても良かったです。

Ruby Committers and the World の様子

他にも、いいうちわをもってたmameさんとか、nobuさんとMatzさんの掛け合いとか、推しがみんなでワイワイやっているところに一緒に参加させてもらえて、とても楽しい時間を過ごせました。 用意された議題が全て議論されたわけではなさそうだったので、残りどんな議題があったのかが少し気になっています。


Day3: Matz さんのキーノート

最終日の最終セッションのため、撤収作業に向けた後片付けを実施しており、Matzさんのキーノートは途中から拝聴しました。

確かちょうどMatzさんが Namespace が入ったらRuby 4.0 と仰って、会場がものすごい興奮というか「うぉぉぉ〜!」と盛り上がった瞬間だったのを覚えています。 個人的に印象に残っているのは "Green Transformation" のスライドで、そこだけ写真を撮っていました。「地球にやさしいRuby」って何だかめっちゃグッとくるというか、そこに意識を向けるのも何かRubyっぽい感じがして、いいなぁと思いました。

地球にやさしいRuby


スポンサーブース

今年も楽しみにしていた、スタンプラリー。本当にいいイベントなんですよね。
スポンサーのみなさんのおかげで RubyKaigi ができているし、どのスポンサーさんも様々な趣向を凝らしてくださっていて楽しめるブースばかりでした。 どんなところでRubyが活躍しているのか?や様々な企業やサービスのことを知ることができて、素敵なノベルティがもらえたり参加型の催しがあったり、本当に体験がよいです。

今回もスタッフ業の合間にスタンプラリーを回らせてもらいました。 スポンサーさん1つ1つのお話を伺いながらなのでどうしてもお時間かかってしまうのですが、それでもいろんなお話が聞けて、とても嬉しかったです。 1つ1つ思い出を語ると本当に長くなりすぎるので、ピックアップして3つご紹介します。

1つ目、SMSさんの缶バッチがすごく良かったです...!!!
スタンプラリーの割と最初の方にお邪魔させていただきました。 Twitterでは繋がっていてもアイコンと実物が一致しなかったりするので、自分で何かしらアイコンが分かるようなものを準備した方がいいかなと考えていましたが、SMSさんのおかげで準備が不要になりました!今後も使えそうなのでとてもありがたいです。サイズ感もちょうどよかったです。ありがとうございました!

2つ目、セッションの感想でも言及しましたが、freeeさんのブースで Hachi さんのラジコンカーを触らせてもらえたのが嬉しかったです。
実物を見ながら、「ここってどうなってるんですか?」とか「PicoRubyでどんな制御をしているんですか?」みたいなことを教えていただいて、とても勉強になりました。 Hachi さんが今後やってみたいことについてもお話を伺えてワクワクしたり、他の参加者の方から子供向けの学習教材としても良さそうだなというお話がでたりして、楽しい時間でした。本当にありがとうございました!

freeeさんのブースに展示されているラジコンカー

3つ目、サービスとして面白いなぁと記憶に残っているのは、「SimpleForm」さんです。
金融機関向けにあらゆる法人の情報を提供するサービスで、色んなデータをITで集めてくるだけでなく、その企業が所在地に実在しているのか?や悪い噂はないか?みたいなことを調査員の方々を現地に派遣して情報を足で稼いでくる、みたいなこともされているということでした。日々新しい法人が登記されていくため、それを全て1つ1つ調査するというお話をお聞きして、ITの力と人力とを最大限に活用してやってらっしゃる、そのパッションがすごいなと思いました。

そんなこんなで、1枚目のスタンプラリーにゴールすると、受付でスタンプラリーカードにRubyのスタンプを押してもらえて、見慣れたロゴになるのが遊び心もあって嬉しかったです。

スタンプラリーカードの表と裏(デザインがとてもかわいい!!!)

スタンプラリーの景品のピンバッジがどれも可愛くてまた悩みましたが、"Most Eternal" なミンサー織Rubyのバッジをゲットしました〜。嬉しい。

ミンサー織模様の丸い緑枠の中に赤いルビーのロゴ
ゲットしたピンバッジ

1枚目だけではブースが回りきれないので、1枚目が終わると景品なしの2枚目(extra)をオススメされます。
参加者の方々の反応は、「やりたい!」というのと「いや、いいです...」と真っ二つに分かれていました。
私はもちろん、extra(おかわり)しました。スタンプラリーの開始が遅れたこともあり、残念ながらコンプリートはできませんでしたが*6 とても充実したスタンプラリーでした。次回はもうちょっと早めから回って、もっと満喫したいです。

RubyFriends

今年もあちこちで RubyFriends と交流することができて嬉しかったです。ただ、写真を撮ることを忘れてしまっていることも多く、 後になって撮っておけば良かったなと思うことがしばしばありました。色んな思い出がありますが、特に印象に残っているものをピックアップして残しておこうと思います。

イベント

Day 0: TokyoDev x RailsGirls x WNB.rb: Women and Non-binary Dinner&DrinkUp!

TokyoDev x RailsGirls x WNB.rb: Women and Non-binary Dinner&DrinkUp! - TokyoDev | Doorkeeper

昨年は、emorihouseとWNB.rbとで懇親会をしましたが、今年は TokyoDevさん主催で女性とノンバイナリーのためのドリンクアップ(前夜祭)が開催されました。 Helperで事前準備があったため1時間ほど遅れて参加しましたが、総勢約40名の女性とノンバイナリーの参加者同士でおいしい沖縄料理を堪能しながら、ワイワイおしゃべりできて楽しかったです!

お久しぶりの人や初めましての人とも色々お話しできて、それも英語や中国語など色んな言語が飛び交っていて、すごく新鮮に感じました。 Duolingoの友達が増えたのも嬉しかったです。英語も中国語もやっていくぞ〜という気持ちが高まりました。

皆さんあちこちのテーブルを移動して仲良くなっていたりして、活気があって色んな交流が生まれていて、いきいきとした場になっていました。

個人的に印象に残っているのは、たまたま同じテーブルになった ぱん(@nappan23)さん に技術書典や同人誌を作ることについて色々と教えてもらえたことです。 これが今回の KaigiEffect につながっていったのがいいご縁だったし、嬉しいきっかけだったなぁと思っています。

本当に楽しい時間でした。ありがとうございました!!!


Day 1: Official Party

ti.to

RubyFriendsの皆さんと海辺でバーベキュー、からの夕日!最高すぎた〜〜〜! 初めましての方ともお友達になったり、何か色々ありましたが、語ると長くなりそうなので写真だけ貼ることにします。楽しかった!

海と夕日派手髪.rb派手髪.rb part2チーズに詳しい my new RubyFriend
夕日とRubyFriends

フィヨブーFriendsMatzさんとRubyFriends しろさんとRubyFriends
We are RubyFriends !!!

Official Party の後、たまたま帰り道でお会いした えりりんさんに声をかけてもらって、Red Data Tools の皆さま方の二次会にご一緒させていただきました。 私一人だけ関係者ではなかったので恐縮しましたが、皆さんNiceな方ばかりで、Red Data Tools のことやたい焼き部のこと(たい焼きには天然ものと養殖ものがある👀)など色々教えていただきました。

プロファイラーの話題の中で、結果の見方やどうアタリをつけるのかみたいなお話が聞けて勉強になりましたし、プロファイラーをまずは使ってみたいなと思いました。

皆さんがRuby用のデータ処理ツールを提供するために、それぞれの興味のある分野で取り組んでおられて、「尊い...」となりました。 まずは、皆さんの活動のことを知るところからやってみたいと思います。ここで RubyFriends しておかなかったのは大いに反省です。。

www.youtube.com


Day 2: RubyKaraoke

rubykaigikaraoke.doorkeeper.jp

昨年は自然発生的な RubyKaraoke に少しだけ参加して、翌日起きれる自信がなく途中で離脱したため不完全燃焼でした。 今年は、初めて公式の RubyKaraoke に参加することができるということで、とても楽しみにしていました。

・・・何ですが、出だしからビルド中の Keyball 44 のネジが滑ってしまっていてテンション下がっていて、 何とか RubyKaraoke 中に光らせられないかなと四苦八苦していたところ、魔王さん、否 魔王様が颯爽と現れて直してくださったんです!ほんと神!!! おかげ様で無事 Keyball 44 を組み立てられたんですが、写真撮るのを忘れてましたし、何なら光らせることも忘れてました。これは私の不徳の致すところ。不甲斐ないです...

そんなこんなで皆さんの歌を聴きつつ、久しぶり過ぎて何を歌おうか探りつつ、ぽつぽつと歌ったりしてました。
最近の曲は、aikoの相思相愛とかAdoのクラクラとか歌ってみましたが、どっちも難しかった!もっと練習します...

今回は地下1階のフロア貸切で、10部屋くらいあり、自然と〇〇部屋みたいな感じになっていて面白かったです。
アニソン部屋、懐メロ部屋、ロボットアニソン部屋、まじめにカラオケ部屋、ボードゲーム部屋、Parser部屋などなど?あったっぽいです。 入ってみないと何部屋なのか分からないので、最初は色々な部屋を開けることに躊躇したのですが、あちこち開けて入ったり出たりするのを楽しむのが良いらしいということを大分後になってから理解しました。もっと色んな部屋に入っておけばよかった...

色んな方々がいて年代も育ってきた環境も違うので、聴いても全く分からない曲もありましたが、皆さんが楽しく歌っているのを聴いているだけで楽しかったです。 でもきっと知っている歌の方が合いの手を入れたりできてより楽しめると思うので、もっと色んな歌を知りたいなとも思いました。 各部屋の予約履歴の写真を撮っておくべきだったな...というのが反省です。次回参加するときは忘れないようにしたいです。
(もし履歴の写真撮ったよ〜って方がいらっしゃったら教えてもらえると嬉しいです!)

RubyKaraoke の思い出いろいろ

  • うなばん!のギターボーカル unasukeさんが歌う「転がる岩、君に朝が降る」を目の前で生で聴けた!貴重な機会。めっちゃいい声〜。
  • あんずさんの「オジー自慢のオリオンビール」がめっちゃ雰囲気あって沖縄感も盛り上げてくれて、すごく良かった。「あっり乾杯〜 ♪」
  • 超絶歌上手な歌姫とライオンをご一緒させていただいた。歌っていて気持ちよくてめっちゃ良かった!*7
  • アニソンは歌っても聴いてても楽しくてやっぱりいいな〜と思った。
  • 懐メロ部屋が一番落ち着いた。machida さんと同世代だな〜としみじみ思った。
  • かなり後半になってからロボソン部屋を発見して突入。マクロス関連の歌を色々歌えて楽しかった!!!
  • joker さんの歌をお聴きしてみたいと思っていたけれど今回はご縁がなくて残念だった。
  • 海外からの方とあまり交流できてなかったのが反省。次回機会があれば交流したい。

楽しくて、あっという間のお時間でした。まさか午前3時までやってるとは思わなかったです。
ホストしてくださったonkさん、ふーがさん、ありがとうございました!


Day 3: After Party

connpass.com

昨年は撤収作業の関係で After Party に参加できず残念でしたが、今年は途中から参加できて嬉しかったです!
皆さんがあちこちでワイワイされているのを見るだけでも何だか嬉しい気持ちでした。

入口のところでチケットをいただいて、それで好きなお店で飲み物や食べ物をオーダーできる仕組みでした。
私は主にさんぴん茶やシークワーサーサワーを楽しんでいて、途中で誰かに教えてもらったのかハブ酒をいただきました。 ハブ酒って何となく独特のにおいがありそうな気がしていましたが、実際にいただいてみると意外とスッキリとして飲みやすかったです。 ハーブとかが入っていたのか?爽やかな感じでした。おいしかった!

そして、あんずさんからお声がけいただいて、ファンブックにサインをするという貴重な体験をしました。
サインなんて人生で初めての体験でドキドキでしたが、こうやって見るとすごいイイですね...

同人誌への興味が高まりつつあった私は、あんずさんに作り方などを色々ご相談していました。 お話を聞きながら、この時にはもうかなり作ってみようかなの気持ちが決まりつつあった気がします。

その後、角谷さんやLeoさんやEmmaさんやAaronさんとも様々なお話ができて、とても幸せな時間でした。

RubyFriends!!!

特に印象に残っているのは、どうやったら英語が上達できるのか?というような話題で、Emmaさんが仰っていたのが 「もっとたくさんインプットする必要がある」というようなお話でした。「新聞や映画、小説、音楽などなど色んな形でたくさん触れるのが良い」とお話されていた記憶です。

そう考えると、私は英語に限らず日本語であってもそういったインプットが圧倒的に足りていないなと感じました。 私の周りの「できる人」を思い出すと皆さんやはり当たり前に浴びるように本を読んでいたりするので、私ももっと色んな形でインプットするようにしたいです。 Rubyist の皆さんが当たり前にやっていることに引っ張られる形で私も「そういうもんなんだな」とやれたりするのはすごく有り難いなぁと思います。

そして、nobu さんともご一緒させていただけて(!)日頃の感謝の気持ちをお伝えするとと共に、 すでにチケットがなくなっていた nobu さんに余っていたチケットでお酒をご馳走させていただくという至高の体験をさせていただきました!嬉しい。 mov さん、最高のイベントをありがとうございました〜〜〜 😆 🙌


Day 3: RubyMusicMixin

conference.pixiv.co.jp

前日の RubyKaraoke で夜更かししたのもあり、After Party 終了後はかなりへろへろの状態でした。
でも、RubyMusicMixin に行かない選択肢はありませんでした。

会場はたくさんのRubyFriendsで溢れかえっていて、すごい盛り上がっていました。
最初はメインホールの方にいたのですが、あまりに音が凄いのと眠気がヤバいのとで、ラウンジの方で座っていました。 いい感じのソファーがあって有難かったです。座りながらいい音楽を聞きつつ、皆さんが楽しそうに踊っているのを感じて楽しんでいました。
写真は1枚も撮れてなかったです。1枚くらい撮っておけばよかった...

RubyMusicMixinのメインの目的は、フィヨブーFriendsの ikarugaさん、kfukaiさん、obregoniaさん(オブさん)の勇姿を見届けて楽しむことだったので、 ikarugaさんの出番が終わった後、一旦ハウスに戻って小腹を満たし休憩してから*8、再度会場に戻りました。

やっぱり眠気が勝ってしまってソファーでゆっくりしていたんですが、和香奈さんが連れ出してくれて、オブさんの番の時に前の方で一緒に音楽に合わせて揺れたりしてました。 それがなかったら多分ずっと座りっぱなしだったと思うので、和香奈さんに感謝したいです。ありがとうございました!
相当へろへろでしたが、めちゃめちゃ楽しかったです。pixivさん、今回もいいイベントをありがとうございました〜。

なお、私のようなクラブ初心者にとっては、どう楽しむのが良いのかよく分からない部分もあったりするので、初心者向けチュートリアルがあると嬉しいなと思ったりしました。 次回も楽しめるよう、体力づくりをがんばります。


フィヨルドブートキャンプ

今年もたくさんのフィヨルドブートキャンプ関係者が勢揃いでした。
そして私は今年も写真に入れずじまい。次回こそ入れるように準備したいです。

あちこちでフィヨブーの仲間たちと遭遇して、皆さん楽しまれている様子でとても嬉しかったです。
知り合いがいないところに1人で飛び込むのは勇気がいるけれど、これだけの仲間がいると安心だし心強いなぁと毎回思います。 しかも皆さん様々なバックグラウンドを持っていて、学習の意欲やモチベーションが高くて、お話ししていて楽しい方々ばかりです。 いいコミュニティに出会えて良かったなぁと心から思います。

そんなフィヨブーの RubyKaigi 後(5/30) に開催されたイベントで RubyKaigi 2024 の感想についてLTをしました。
以下の記事でも言及してもらっていますが、たくさんの仲間たち(フィヨブーFriends)がRubyKaigiを楽しんだ様子が伝わってきて、 フィヨブーのコミュニティの良さを感じたイベントでもありました。

bootcamp.fjord.jp

私は Helperとしての体験をLTとしてお話ししました。 改めてRubyKaigi をふりかえるキッカケをもらえて良かったし、RubyKaigi のテンプレートでLTできたのがとても嬉しかったです。

speakerdeck.com

高橋会長の教えに従って、Description内にもリンクを貼り付けました!(これで合っているでしょうか?)


エモリハウス、ヤダハウス

emori.house

今年もフィヨルドブートキャンプの支援で エモリハウス にお世話になりました。 今回は、スケールアウトしてヤダハウスもできていて、ビックリでした。 フィヨブーからは 5名の仲間たちが参加して、ワイワイ楽しめて嬉しかったです。

オフィシャルパーティーのエモリハウス関連ブース

また、前回同様、会期中に洗濯できたり、会場まで近い距離だったのも大変ありがたかったです。 何より女性の仲間たちと一緒に楽しめるのは普段なかなかないことでもあるので、嬉しく楽しかったです。
とはいえスタッフやイベント等で住人の方々と交流する機会が少なめだったので、次回はもっと交流できるように配分を考えたいなという気持ちです。

今年も大変お世話になりました。ありがとうございました〜!!! また次回もよろしくお願いします!


Authors.rb

今年も Authors.rb が開催されました!

このお知らせの前に東京を発っていたのですが、サインをもらいたくて厳選した本はこんな感じでした。
(あんずさんファンブックの存在を忘れていたのは完全に失敗でした。)

厳選して持ち込んだ書籍たち

本を持っている状態で authors(著者翻訳者)の方々に出会うというのは中々難しく、こんな感じの結果になりました。 サインをもらいたいの方に気持ちが寄っていたのですが、本がなくてももっとスタンプをもらえばよかったなと思います。

Authors.rbのスタンプラリーカード。Rubyの形に沿ってスタンプを押す箇所がある。角谷さん、桐生さん(炬燵さん押)、cobachieさんのスタンプあり。Rubyのしくみの本に角谷さんのサインラムダノートVol.4, No.1にPicoRubyのはんこと「かわかみさん江」の文字
いただいたスタンプとサインたち

RubyKaigiは、その辺りに authors がごろごろいて凄いなぁと改めて思いました。 今回サインをもらえなかった本もありましたが、今後もまだ色んなイベントがあるようなので、その時にまた持っていこうかなと思っています。


KeebFriends

今年もKeebFriendsとの交流を楽しみにしていました。
きっとどこかでKeebたちを並べる会があるだろうというのと、#旅するキーボードのためにもキーボードを持ち歩きました。 この時のために少しだけキーボードも進捗させました。

今回持ち込んだキーボードたち

  • 人生で一番最初に作ったキーボード Corne (Ruby) Chocolate *9
  • RubyKaigi 2023のノベルティキーボード *10
  • 組み立て途中のKeyball 44

廊下KeebKaigi

魔王さまの呼びかけにより、Day3のおやつの時間に廊下KeebKaigiが開催されました。

話題のラジコンカーも参戦!めっちゃいい!!!

KeebFriendsとKeebsとで記念写真。とても良い写真!
前日のRubyKaraokeで 魔王様に助けていただいたおかげで、3つとも光らせることができました 🌈
(ただ組み上がったばかりで何か上手くいっていなかったので Keyball 44 はただの光る板...)

2022は、ただ眺める側で sylph01さんにいろいろ教えてもらったりして、
2023で、初めて自分のキーボードを作ったことを KeebKaigi で話して、
2024は、3つもキーボードを並べることになろうとは、何とも不思議な気持ちでした。

個人的には、siroさんが KeebKaigi 2023でキーボードに興味を持ってくれて、実際にキーボードを作って、並べる側として参加していたのがめちゃめちゃ嬉しくて、 またこうやって輪が広がっていくと嬉しいなぁという気持ちです。

遊舎工房の前でsiroさんとツーショット
siroさんと出舎したときの様子(2023/6/29)

12月にまた何やらあるらしいので、それまでに進捗を出しておきたいです。やっていくぞ〜。

楽屋での出来事

Helperの記録の中で少し触れましたが、楽屋でお弁当を食べている時に、キーボードに興味をもっているという
なおと(@NaotoCoding)さんに角谷さんが解説する現場に居合わせました。

話している内容を全て聞いていたわけではないのですが、「キーボードは逃げない」とか「実質無料」とか色んな名言が聞こえてきて、 横から「そうそう!」みたいに合いの手を入れたりして、ワイワイ楽しんでいました。

お話が終わった後に、「こちら側へようこそ」と自然と口をついて出た言葉に自分でビックリしてしまいました。
私はもう「こちら側」の人だったんだなぁと。

「キーボードは逃げない」し、変なプレッシャーをかけるつもりは全くないので、
もしまた機が熟したら、声を上げてもらえれば親切な皆さんが色々と教えてくれると思います。
私も及ばずながらご助力いたします。

うれしかったこと

  • 今年も RubyFriends が増えた
  • スピーカーやコミッターの皆さまに感謝の気持ちを伝えられた
  • 英語が少し使えるようになった

そんなこんなで RubyKaigi を思いっきり楽しみ尽くしました。
目標としていたことは大体できたかなと思います。

もう少しがんばりたいこと

  • 英語
  • Ruby
  • 体力

英語へのハードルは下がりましたが、それでも英語のセッションを理解したり、より深い交流をするにはまだまだ足りないなと感じました。 これは継続していくしかないので、インプットをもっと増やしつつ、英語に親しみたいと思います。

Rubyをとりまくキーワードやどんな取り組みがされているのかに触れて何となく想像できたとしても、
やっぱり実際にコードを触って動かしてみないと分からないなぁと思うので、引き続き、コードを書くことをもっとやっていきたいです。

そして、体力!
今年は空手に通えない時期があったり筋トレも中断してしまっていたので不安でしたが、サプリメントで補強して何とか乗り切った感じでした。これも日々の訓練が大事だなと思ったので、引き続き体づくりをがんばりたいと思います。

反省

  • 沖縄を味わい尽くせなかった
  • 沖縄の歴史に触れて向き合う時間を取りたかった
  • セッションの感想だけでも早めに上げるべきだった

一番の反省は、沖縄まで来たのにステーキやA&Wやぜんざいを食べなかったことです。
いや、ほんとに何しに沖縄行ったんだろう?という感じです。
家族旅行編では海のものをメインに食していて、会期中のお昼はお弁当だったのと体力的に疲れていてあまり外に食べにいけなかったので、結果的にアレ?という感じになってしまいました。この辺りはもうちょっと計画的に動くべきだったなと反省しています。

沖縄の食についてもそうですが、歴史についても触れる機会をあまり作れなかったことが、もう一つの反省です。
戦争や平和について向き合う時間を取るべきだったなと思っています。また遠くないうちに沖縄に戻って、これらのやり残したことをやりたいです。

そして、セッションの感想だけでも早めに上げるべきだったなというのも反省点です。
時間が経つとその時の思いも薄れてしまったりするので、早めにフィードバックするべきだなと反省しました。
まさかこんなに長くなるとは思っていなかったですが、先に出せるものは小出しにしていくのが良いなと思いました。ビッグバンリリースは良くないですね...

#kaigieffect

KaigiEffectだと思っていたのですが、正しい表記が分からないので #kaigieffect でいくことにします。
(詳しい人教えてください〜🙏)

前回の RubyKaigi で ima1zumi さんから(たぶん何気なく)「今後どういった部分でRubyと関わっていきたいですか?」というような質問をされたんですが、 その時の私は、この問いに答えることができませんでした。
今回は、この問いにも何かしら答えが出せるといいなと思いながら参加していました。

そして、たくさんのRubyFriendsとの交流があって、RubyKaigiを楽しみ尽くすことで、やりたいことや自分でもやれそうなことが少しだけ見えてきたように思います。#kaigieffect は色々あるんですが、今の自分の一番の思いは、「Rubyの裾野を広げたい」です。特に、日本でもっとRubyが評価されてほしい。
もっとRubyFriendsしたいし、Rubyに触れるきっかけを増やしたい。初心者の私だからこそできることもあるかもしれないなと思いました。

そんな思いの中で、とりあえず技術書典にオフラインで参加してみて、その熱量に感化されて、
「よし、フィヨブーファンブック(仮)を作ろう!」と心に決めました。
まだ何も始まっていないし、どうなるか分からないですが、フィヨブーFriends がいれば何とかなりそうな気がするので、楽しんでやっていこうと思います。

技術書典でゲットした本たち

というわけで、やりたいことはまたこれから変わっていくこともあるだろうけど、今はRubyコミュニティに入ってくる人を増やすことを自分の持ち場としてやっていけたらなと考えています。
どうやるか?は分からないけれど、私自身は Rubyistの皆さんが楽しそうにされているのがいいなと思って興味を持ったので、まずは自分が楽しむのがいいのかなと思ったりしています。そして、これに関しては多分得意な方なんだと思うので、引き続きやっていければなと思います。Rubyistの皆さんに興味を持ったキッカケをお聞きするのも良いかもしれないですね。

Rubyistとは「Rubyに対して単なるお客さん以上の気持を持っている人」のこと。
どんな形であってもRubyに何かしらの気持ちがあるならば Rubyist と自ら名乗れるっていうのが、すごくいいなと改めて思います。 ついつい人と比べそうになるけれど、いろんな関わり方があっていいんだと思えるし、私は私のやれることで今後も何かしら関わっていけたら嬉しいです。

RubyKaigi のおかげで、思い入れのある土地やモノが年々増えていっているのもいいなぁと思います。
RubyKaigiのイベントが終わった後も、しばらく沖縄に引っ張られている感じがありますし、長くいた分、その引力が凄いのかなぁとも感じます。 またこうやって思い入れのあるものが増えていくのも楽しみにしていきたいです。

シャウトアウト

これだけ長く語れるくらいに色んな出会いや出来事があり、今年も最高の RubyKaigi を味わうことができました。
Rubyという素晴らしい言語を生み出してくださった Matzさん、さらに良くしてくださっているコミッターの皆さま、スピーカーの皆さま、関わってくださった RubyFriends の皆さん(MINASWAN)に感謝したいです。

ありがとうございます!!!

黒いうちわにRubyとハート、尊い、推しの文字が貼り付けられている
Rubyist うちわ

またね

RubyKaigiが終わった後も色んなイベントがあったり、技術書典に行ったらまだRubyKaigiが続いていたり、なんだかワクワクすることがたくさんでした。 これから良いことも上手くいかないことも色々あるだろうけれど、自分なりの関わり方で引き続きやっていきたいです。

ひきこもるのが好きな自分にとっては、RubyKaigi は外向きの力を盛大に使った感じで、今はまたちょっと引きこもって充電していますが、次に向けてワクワクすることをやっていきたいです。今後もイベントが色々ありそうなので、またどこかでお会いできたら嬉しいです。その日を楽しみに、またね!

*1:角谷さん談。https://x.com/kakutani/status/1791836952171618425

*2:Twitterではkota_syan。いずれアカウント統一させたい。

*3:これまで培われてきた RubyKaigi-ism に触れて心が熱くなったような感じでした。

*4:@hyumanase さんのおかげ!お時間の都合で途中までだったので、またどこかで続きをお聞きしたい!!!

*5:RubyKaigi Takeout 2021のはすみさんのトーク。衝撃的だった。https://rubykaigi.org/2021-takeout/presentations/hasumikin.html

*6:最後の1つはブースがクローズしてしまっていた🥲

*7:この時自己紹介できてなくて激しく後悔したけれど、事後勉強会で再会できてeminemさんだったと分かって嬉しかった〜。

*8:この時ようやく夜ご飯らしきものを食べていなかったことに気づいた。

*9:人生初の狭ピッチトーク@KeebKaigi 2023のスライド https://speakerdeck.com/kota_syan/my-first-diy-keyboard

*10:RK2023の購入リンク RK2023 | 王立魔界鍵盤製作所