asya81のブログ

プログラマーになるために勉強中です。失敗も経験。一歩ずつ、めげずにワクワクやっていきます!

空手とフィヨブーと私:なにが「たのしい」のか?

こちらは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2023 Part2」の23日目の記事です。

adventar.org

Part1もあります。
Part2の22日目は、Yu-kaさんの「パッと見て分かるRubyのエラーメッセージの内容と対処法のまとめ」でした。

はじめに

こんにちは、かわかみです。フィヨルドブートキャンプ(通称フィヨブー)で学習中です。
お仕事と育児とプライベートとを上手くバランス取りつつ学習を継続できるように、がんばっています。

今は「プログラムの修正(リバーシ編)」のプラクティスに取り組んでいます。
これまでの学習時間合計は、823.3時間。卒業までまだまだかかりそうですが、継続でやっていきたいです。

趣味は、Ruby(コミュニティ)*1と自作キーボードと空手です。
日頃から「空手ってたのしいな〜」とか「何となく空手とフィヨブーって似てるところがあるな」と思っていて、 いつか言語化してみたいと考えていたので、この機会にやってみることにしました。

(空手初心者なのと1つの道場しか知らないので、何かおかしなこと言ってたりしたら、ごめんなさい。)

空手はいいぞ

空手は、子供が小学校1年生の時に「いじめっ子に負けないように強くなりたい」*2ということで始めました。
私は最初見ているだけでしたが、途中からダイエット目的で一緒に空手をすることにしました。

やり始めてみたら、めっちゃ楽しいんですよね、空手。

「たのしくする」には、なにが「たのしい」のかが「わかる」必要がある...

角谷トーク 2022「Above All, Make It Fun!」*3より

ということで、なぜ空手が楽しいのかな?というのを考えてみました。

1. まねるところから始まる

空手を始めた最初は、特にあまり説明とかもなく「とりあえず見よう見まねで同じように動いてみて」と言われ、「え?説明してくれるんじゃないの??」って思いました。 「同じように」と言われても、よく分からないし不恰好で恥ずかしいし、同じように動かすことはできません。

それでもとにかく見よう見まねでやってみていると、回を追うごとに、何となくですがそれっぽく動かせるようになってきます。 動かしているうちにそのための筋肉がついてきたり、皆がどう動いているのかが見えてきたり、自分がどう動いているのかが分かってきたりするのもあると思います。 そして徐々に「シュパッ!」と素早い突きができてきたりすると、俄然楽しくなってきます。

そうして動けるようになってきてから、それぞれの動きの意味(手を掴まれたところを相手に寄せて捻ってかわして中段打ちする、のような)を教えてもらうと、理解が進んでよりよい動きができるようになったりします。楽しいです。

2. 成長が目に見える

私の通っている道場では年に2回昇級審査があります。 それぞれの級や段ごとに審査内容(どの形を審査するか等)が決まっていて、級によって帯の色が変わっていきます。 私は今3級の茶帯です。今日ちょうど昇級審査があるので、ドキドキしながらこの記事を書いています。

その人のレベルに合わせて、順に基本や形を覚えていき、徐々にできることが増えたり帯の色が変わったりしていくので、成長したことがわかりやすいです。 審査で日頃のがんばりを見せて、師範に昇級を認めてもらえるというのも大きなポイントかもしれません。

3. 自分と向き合う時間、かつ、師範や仲間から学べる

日頃、子供や家族、仕事でのやり取りが多く、自分と向き合う時間は本当に少ないです。 空手は自分と向き合える貴重な時間になっています。

特に大人になってからは、自分の限界を考えてちょっとセーブしちゃったりしがちですが、空手の時はなるべく後先考えずにやり抜くようにしています。 もちろん、途中でバテてしまったりするのですが、終わった後は最高に心地よくスッキリとした気分になります。何かに無心に打ち込めることは楽しいですね。

自分と向き合う時間であるのと同時に、師範はもちろん、道場の仲間から学べることも多いです。 うちの道場は比較的子供の方が多いですが、一緒に「あれ、これどうやるんだっけ?」「こうだよ」とレベルの近しい同士で教え合ったりしています。

フィヨルドブートキャンプは道場のようなところ

こうやって見てみると、フィヨルドブートキャンプも道場のようなところだなと感じます。
空手と同じように「たのしくする」要素が備わっています。

1. まねるところから始まる

最初は、膨大なプラクティスや参考サイトや書籍の量に圧倒されたり、どう進めていけば良いんだろう?と思ったりするのですが、他の受講生の方々の日報や分報の書き方、質問や交流のしかた、学習の進め方などを参考にしながら、真似しながらやっていくと、徐々に学習のリズムがついていきます。

2. 成長が目に見える

しっかりとしたプラクティスがあって、それを1つ1つ完了してくことで、進んでいる実感が湧きます。 提出物のあるプラクティスの場合は、メンターさんが丁寧にレビューしてくださり、たくさんフィードバックをくれます。 このフィードバックによって色んなことに気づいたり学んだりして、より成長していくことができます。

日々の日報を後から振り返ってみると、ここまで頑張ってきたな、成長しているなということが分かります。 私自身、CSSを怖がらなくなったり、本を読むのが苦じゃなくなったり、エラーと向き合えるようになったり、色んな変化がありました。

3. 自分と向き合う時間、かつ、メンターの方々や仲間から学べる

学習は自分と向き合える時間ではありますが、ここは空手とはちょっと違って、スッキリしないことも多いという問題があります。 特に、学習は分からないの連続なので、何度も挫けそうになります。

けれども、先ほども挙げたように、メンターさんが日報や提出物のレビュー等で色々と教えてくれたり、 あるいは、受講生同士で教え合ったり、アドバイスをもらったり、仲間の存在があるおかげで、また前を向いてがんばれたりします。

孤独になりがちな学習において、仲間の存在は本当にありがたいです。 最近、自分と向き合う時間の方が増えてきているので、皆さんとの交流もやっていきたいです。

フィヨルドブートキャンプをより楽しみ卒業するために

卒業に向けて目標を持ってやっていく

私は目標を立てたり計画を立てるのが苦手(という呪いをかけがち)で、状況によって学習時間が確保しづらいことも多いため、これまであまりいつまでに卒業するのか?考えないできてしまいました。これまでのペースのまま行くと仮定すると、楽観的に見ても卒業が3年後?とかになりそうです。。。 😱

さすがにそれでは困るので、早く卒業できるように工夫していきたいです。
「"速さ"は大切だが目標ではない」なので、ちゃんと現場で活躍できるスキルを身につけつつ、自信を持ってソフトウェア開発をやっていけるように、段階的な学習の目標を立てて、フィードバックと継続的な改善をしながら「完了」させたいです。

趣味の時間も持ちつつバランスよくやる

学習は楽しいことも大変なことも多いので、全力で空手をしてスッキリするなど趣味の時間で気分転換しながら、バランスよくやっていきたいです。

シャウトアウト

空手の師範と仲間たちに感謝!
いつも楽しい時間をありがとうございます〜。

フィヨルドブートキャンプに関わる皆さまに感謝!!! 浮いたり沈んだり、何度も心折れそうになりながら継続できているのは、コミュニティの皆様のおかげです。いつも本当にありがとうございます。

今後も楽しんでやっていきます。

*1:趣味と言うのが適切か分からないですが、RubyRubyコミュニティが大好きです。

*2:"いじめっ子"が空手をやっていた

*3:角谷さんが2020年から毎年主にフィヨルドブートキャンプ生向けにお話してくださっているもののうちの2022年版。 スライドはこちら https://speakerdeck.com/kakutani/make-it-fun?slide=93