こちらは「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2024 Part2」の23日目の記事 *1です。
Part1もあります。
Part2の22日目は、kurosukeさんのOgg Opus 関連のスクリプトを書いたでした。
はじめに
こんばんは、かわかみです。フィヨルドブートキャンプ(通称フィヨブー)で学習中です。
お仕事と育児とプライベートとを上手くバランス取りつつ学習を継続できるように、がんばっています。
今は「wcコマンドを作る」のプラクティスに取り組んでいます。
これまでの学習時間合計は、939.3時間。卒業までまだまだかかりそうですが、継続でやっていきたいです。
趣味は、Ruby(コミュニティ)と自作キーボードと空手です。
・・・ここまで、昨年のアドベントカレンダー記事の構成ほぼそのままに、今年用に内容を更新しつつ書きました。
そして、気づいてしまいました。「今年100時間くらいしか学習してないやん!!!」😇😇😇
いえ、薄々気づいてはいたんですが、気づかないようにしていたのかもしれません。 このままでは、いつまで経っても卒業なんてできそうにない!、ということで、改めてちゃんと現実と向き合うことにしました。
今年の私
学習があまり進まなかった
先ほどお話ししたように、今年までの学習累計時間が939.3時間。昨年までが823.3時間だったので、1年で116時間しか学習できていない計算になります。 フィヨルドブートキャンプのアプリでは学習時間をGitHubの草みたいに確認できるのですが、私の今年の学習時間はこんな感じです。

プラクティスとしては、「プログラムの修正(リバーシ編)」と「SQLの基本を理解する」を完了して、今「wcコマンドを作る」の最後の詰めでなかなか終わらせられずにいる状態です。学習の進捗としてはよろしくない状況です。
カンファレンスやイベントにたくさん参加した
今年参加したカンファレンスやイベントはパッと思い出せるだけで以下のような感じです。
- 5月 RubyKaigi 2024
- 7月 えにしテック15周年記念カンファレンス
- 8月 大阪Ruby会議 04
- 9月 福岡Rubyist会議 04
- 9月 Rubyセミナー東京
- 9月 STORES Tech Conf 2024
- 9月 TokyuRuby会議 15
- 10月 Kaigi on Rails 2024
- 12月 RubyWorld Conference 2024
カンファレンス前後にもイベントがあったりするので、そこにひっぱられて学習時間が減っているのは想像に難くないです。 これら以外にも、Asakusa.rbのドリンクアップや Rails Girls Tokyo, More!、Rubyistめぐり等にも参加したりしていました。
今年はカンファレンスやイベント系をできるだけ参加する方向に倒した自覚があって、 今ふりかえってみて考えると特に「RubyKaigi 2024」からの「えにしテック15周年記念カンファレンス」の後、ブレーキが壊れてしまったように感じています。 本当は松江Ruby会議11も行きたかったですが、体力と金銭面で断念しました。
また、これまではカンファレンスやイベントは基本プライベートで参加していましたが、 今年は Rubyセミナー東京やSTORES Tech Conf 2024、Kaigi on Rails 2024 にお仕事として参加することができました。 とはいえ、宿泊が伴うような沖縄(家族旅行)、大阪、福岡、島根は自腹だったので、マジで「本当にお金がない」状態でした。 RubyKaigiのエモリハウスの宿代をフィヨルドブートキャンプに支援してもらえたのは本当にありがたかったです。感謝!!!
コミュニティを味わい尽くして感じたこと
今年1年こうやってカンファレンスやイベント系への参加にふりきってやってきたのは、 RubyKaigi やえにしテックカンファレンスが楽しかったというのもあるし、来年は子供の受験もあったりでそうはいかないからというのもあるし、 後悔のないように一度味わい尽くすことができて本当によかったです。
あれこれ参加してみて、Rubyistの皆さんと楽しい時間を共有できたのが最高だったし、 後でふりかえってみたらきっと自分にとっての宝物のような時間になると思います。
とはいえ、やっぱり自分の中に語れるものがあまり無かったり、 コードでちゃんと理解できてない部分を感じて歯がゆいところもあって、 もっと皆さんとRubyの話をちゃんとできるようになりたいし、ついていけるようになりたいというのが心から湧き上がってきたことでした。
そういう意味でも、ちゃんと一通りフィヨブーでのプラクティスを積み上げていって、 その上でさらに目の前の課題と向き合う実践を重ねていくことをしていきたいと強く思うようになりました。
幸いにも?来年はそんなにイベントに参加するわけにはいかなさそうだし、 いい意味で学習にしっかり向き合えるタイミングだと思うので、卒業するための動きをちゃんとしていきたいです。
分かったこと
今年1年の自分のフィヨブーにおける取り組みをふりかえってみて、また卒業するにはどうすればいいか考えてみて、分かったことを挙げてみます。
目標を立てるだけでは実践されない
それはそう。なんだけど、今年も目標を立てただけで、頻繁に確認したり振り返ったり向き直ったりできていませんでした。 目標に向けて実践するための工夫が必要そうです。
卒業に対する意識が希薄かも
- いつか卒業できればいい、諦めなければいつか卒業できる、と思っているかも。
- 推しへの課金に慣れてしまっている(オタクお金払いがち...)
私にとってフィヨルドブートキャンプはもはや「推し」になっていて、卒業への圧力がなさすぎるのが問題かもと気づきました。 「推し」であること自体は問題ないですが、「卒業するぞ!」の気持ちを高める必要がありそうです。
今の仕事をちゃんとやりたいの気持ちとの間で迷いが生じてるかも?
フィヨルドブートキャンプを卒業したら、Ruby関連の企業に転職したい気持ちもありつつ、 今のお仕事をちゃんとやりたいの気持ちもあって、心にブレーキがかかっているところがありそうでした。
でも、卒業と今の仕事とは天秤にかけるものではないし、学習を進めることで今の仕事にもいい影響があります。 転職するかどうかも卒業が見えてきたタイミングで考えればよいので、まずは現場で活躍できる力を身につけられるように、卒業目指してがんばりたいです。
プロセスを楽しんでしまっているかも。結果が出ることへの恐れもあるかも。
編み物等でも作品を完成させるよりも、途中で編んでいるのが楽しかったりする派(?)です。
まずは1周やり切ることで見えるものがありそうなので、慌てる必要はないけれど、早めに辿り着く努力をしたいです。 現時点で、寝食を忘れるくらいのめり込めてるわけじゃないので、そもそも得意じゃないのかもという恐れもあるのかもしれません。 でも人と比べてもしょうがないし、私がやりたいと感じているのだから、下手でいいからもっともっと実践を積み重ねたいです。
自分は結構ダメな人間(知ってた)
こんな感じでやらない言い訳を考えるのも得意だし、できるだけお布団で過ごしたいし、怠け者だし、ダメだな〜って思うことばかりです。 だからこそ、ダメでもやれる工夫や仕組みが必要だし、ダメな人でもできる何かを見つけられたら、それってすごく救いになるのではとも感じています。 年齢的にも体力や気力には限界があるし、自分を上手にコントロールしたり鍛えたりも必要そうです。
これからどうしていく?どうしたい??
やっぱり卒業したい
あまりまとまりのないままうだうだと書き連ねてしまいましたが、やっぱり卒業したい!です。
- Rubyistの皆さんとRubyや取り組んでいる課題についてもっと会話できるようになりたい。
- 目の前の課題をもっと上手く解決できるように、色んな引き出しを増やしたい。
- 自分に自信をつけたい。Rubyで世の中をよりよくしたい。私もその一部になりたい。
自分を上手くコントロールできるようになりたい
疲れちゃったり遊んじゃったりぼーっとしたりお布団に入っちゃう自分をなんとかしたいです。 それ自体はすぐには変えられないので、疲れる前の朝時間に学習するなど色々トライしてみて少しずつ上手くできるように変わっていきたいです。
自分一人だと限界があるので、コミュニティを活用して、上手にやっている人のをマネてみたり、 アドバイスしてもらえるように、自分の現状やその取り組みを共有していくのも良さそうです。
ほっといてもやっちゃう感じにしていきたい
自作キーボードみたいな趣味は、あまり時間がない中でも気づいたらやっちゃうところがあるので、そんな感じにできたら理想的だなと思います。 そう考えると、自分でもやれる・やりたいと信じることが意外と大事なのかもしれなくて、自分自身をちょっと諦めてしまっているところもあるかもしれません。
プログラミングもたのしいからついやっちゃう、朝のちょっとの時間でも向き合いたい、そんな感じにしていけるように、 すぐには無理だろうけど、まずはいろいろやってみて、たのしく感じる瞬間やできる体験を増やしていきたいです。
「おーい、磯野、ファンブック作ろうぜ!」
こんな私ですが、やっぱり楽しいことは放っておいても勝手にやってしまうもので、 フィヨルドブートキャンプのファンブックを作るべく、活動を開始しました。 なんと、ファンブックつながりで桐生あんず先輩にも色々教えてもらっています。ありがたい...
近々、フィヨルドブートキャンプ関係の皆さまにお誘いをしていく予定ですので、 楽しみに待っていてくれると嬉しいです。
最後に
これまでちゃんと向き合えてなかった「卒業」に向き合ってみましたが、向き合い方としてはまだ足りてなさそうです。 今後も試行錯誤しつつ、うまくやる方法を見つけていけたらなと思います。
来年もまた一筋縄ではいかない何か(中学受験とか)が待っていそうですが、 来年のアドベントカレンダーでは、「ちゃんと学習時間が増えましたよ。卒業に近づきましたよ!」って報告できるように、 1日1日を大切に、弱い自分とちゃんと向き合いつつ、がんばっていきたいです。ふぁいとー!
*1:狙ったわけじゃないんですが、昨年も12/23にアドベントカレンダーの記事を書いていました。ちなみに、空手の方は今1級で、次初段にトライするところ。 最近は、道場の子供たちに教えることも増えてきて、教えることになって自分の分かってなさに気付いたり、また違った難しさを感じたりしています。 黒帯になれるように、空手の方も引き続き精進していきます。